『青空』
高層ビルが建ち並ぶ街
その中でも際立って高い…
高いビルの上に一人の少女がいた
彼女はそこから飛び込もうとしている
眼下で蟻のように見える人混みへと
彼女はなぜ飛び込むのか…
それはこの世の理不尽を嘆いているから
それは自らの体に巣くっている負の感情に耐えられなくなったから
それは愛したのに愛してくれなかった相手への悲しみから
それはこの世でもっとも大切なものを奪った相手への怨みから
そう…
彼女は自分の中に閉じ込めた考えをコンクリートにぶちまけようと考えたのだ
それは自己満足
でも最も効果的な方法
それは迷惑極まりない
でも考えつく唯一の方法
風にのってかすかに少女の名前が聞こえた気がする
しかし少女には聞こえてないのか、彼女は飛び降りようとする
きっと10秒もすれば彼女はこの世の苦難から解放されているだろう
…そして飛んだ
彼女の足はビルの端から離れて徐々に下に落ち始めた
その時、屋上に唯一ある扉が開いて一人の男が走ってきた
彼は泣きそうな顔をしながら少女の名前を呼んでいる
少女は…
安心とも、皮肉とも、なんとも言い難い笑顔を浮かべて落下していく
しかし、その目は彼を見つめているようには見えず、その向こうを見ているようだった
男は彼女に右手を伸ばす
彼の手は少女の左手に届きそうだ
そしてその手は……
『青空』
ナノウさんの「[It's not] World's end」(リンク:http://www.nicovideo.jp/watch/sm8098201)を元に書いた作品です。
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