『HOWL』
作詞・くさびん

人権の荒波の中
奪われて盗られてのイタチごっこ
曖昧な解説ニュース
正確さを生贄に迅速なデマが蔓延
私たちの声は届くことは無い

ねぇ、私はあと何回叫べばいいの？
ねぇ、そろそろ
良い加減、いい加減
応えてよ

叫ぶだけじゃ伝わらない
言葉だってあるだろうけど
今の私にはそれしかないんだ
木霊(こだま)しない私の叫び(ハウル)は何処(いずこ)へ
誰でも良いからいい加減
応えてよ
呆れてんだよ

誇張する人波の中
嫌われて笑われての逆さまかくれんぼ
理不尽な諧謔(かいぎゃく)リーク
誠実さを犠牲にエリート街道が常識
私たちの想いは届くことはない

ねぇ、私はあと何回恥かけばいいの？
ねぇ、もーいいかい？まだだよ
本当はさぁ
「聞こえてんでしょ」

嘆くだけじゃ伝わらない
言葉だってあるだろうけど
私にはそれしか残ってないんだ
響きやしない私の嘆き(ソロウ)は何処へ
誰でも良いからいい加減
聞こえてんでしょ？
哀しいんだよ

一人生徒が言った
「勉強と友達どっちが大事？」
一人先生が答えた
「どっちも大切で大事なんだ」
独り先生が溢(こぼ)した
「勉強は誰かを騙す為に
友達は誰かを利用する為に必要だからな」
ねぇ、私たちは何を信じて生きればいいの？

ねぇ、私はあと何回叫べばいいの？
誰も信じれないのに何を叫べばいいの？
ねぇ、私はあと何回恥かけばいいの？
誰も見ちゃくれないのにどうすればいいの？
ねぇ、そろそろさ
良い加減、いい加減
誰でも良いからさ
「応えてよ」

叫ぶだけじゃ伝わらない
言葉だってあるだろうけど
普通に聞いたって誰も応えちゃくれないから
今、私は叫ぶんだ
木霊(こだま)しない私の叫び(ハウル)は何処(いずこ)へ
響きやしない私の嘆き(ソロウ)は何処へ
誰でも良いから良い加減さ
何でも良いからいい加減
応えてよ
聞こえてんでしょ？
応えてくれよ
私たちが歩むべき本当の未来を