景色が踊ってる 風が水面を攫ってる
僕の目の前で誘うように 楽しそうにさ
一生分の涙を かき集めた大きな水たまり
色んな感情を 飲み込んでる
抱えた荷物は隅に放置して
流れた時間を海に投資して
離れた景色鏡に倒置して
思い出ばっか消えていくんだろう
いたずらな幻想だったら 何気なく掬って
また明日を笑って 迎えられるのでしょうか
刹那 身体が浮いた それで良かったんだ
この地上は僕の居場所と呼ばれるのを拒んだ
この世は不条理で 逃げ出したくなるような現実
僕の目の前を覆うように 黒が広がる
一回分の情けを 優しさに全部カテゴライズして
同じことを 繰り返してる
困った顔で「ごめんね」ばかりで
貰った愛はこれでおあいこで?
残った僕は膝まで抱えて
思い出ばっかが頭をよぎるから
どこにもない帰る場所なんて 進むだけの人生
雑音が止んでいった 僕だけの世界だ
綺麗なものに混じる 不純物は沈んでくのでしょう
紛れもない僕は紛れ物だから
涙もなく ただ地上を捨てた
鏡に倒置した空の上 波音と並んで
散歩してみたんだ 僕だけの景色だ
くるくる回ったり走ったり 水音を立てて遊んだり
これ以上は苦しまなくていいんだよって
浮いては溺れる
青に逃避行
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