かき氷のように花火と僕らは夏の夜にとけた

退屈な夜に電話したり用もないのに名前呼んだり
そっかそっかこの気持ちには名前がついているそうだ
「そうだ」ふと思い出したかのように
手を握り誤魔化すように
いっかいっかこのままでいっか

茜色染まりゆく空
急かす君を宥めて歩く道
こっちにおいで おいてかないで
夏の鼓動が聴こえた

満開
パッと光って落ちるような 淡く 刹那
彼岸花のような髪をした君に見蕩れてた
りんご飴が金魚たちが僕と君以外消え去った
かき氷のように花火と僕らは夏の夜にとけた

袖掴みおぼつかない足どり
肩を並べて歩いた2人の時
散々だなってとりどめない話
思いつく限りただ埋めた2人の距離

星降る夜に手を繋いだり
涙脆いのに強がってみたり
そっかそっかこの気持ちには名前なんていらないわ
この想い確かめるかのように
手を握りし返すように
いっかいっかこのままでいっか

麗しい帳降りる空
急かす君の鼓動が聴こえた

暗転
パッと光って落ちるような
うだる夏模様
なんだかちょっと強がってうまく言えず
会いたいと願い
そんな夜にはこっそり抜けて手を繋いで連れ去って
あの日あの場所で約束したこの花火を2人で

満天
パッと光って落ちるような
浮かぶ夏酔い
彼岸花のような髪をした君に恋焦がれた
凛と咲いた空に浮かんだ僕と君以外消え去って
かき氷のように花火と僕らは夏の夜にとけた

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

彼岸花のような髪をした君に恋をした

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投稿日:2024/09/01 19:33:59

文字数:599文字

カテゴリ:歌詞

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