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かき氷のように花火と僕らは夏の夜にとけた
退屈な夜に電話したり用もないのに名前呼んだり
そっかそっかこの気持ちには名前がついているそうだ
「そうだ」ふと思い出したかのように
手を握り誤魔化すように
いっかいっかこのままでいっか
茜色染まりゆく空
急かす君を宥めて歩く道
こっちにおいで おいてかないで...彼岸花のような髪をした君に恋をした
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今宵は飲み干せない現実を
上擦る声を抑え演じるの
手持無沙汰で歩き出した午前二時頃
揺蕩う 人混みを縫っていくの
頬伝う 脆く覚めないエンディングを
零してこう自虐的に笑った
埋めるように 埋まらぬ思い
憂うあの日のこと
心地よい風音が
聴こえる僕の心...AM 2:03
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見えぬ底 彼らは嘘まみれ
繰り返すは午前四時 バカみたい
また明日と、踊ってる千鳥足
大概害だな バカみたい
癒えぬ傷 僕らは不毛もうやめてから
繰り返した讃美歌 くだらない
また会いたいと戯ってる
どんよりアイロニ
がらがらと音立てる
ハリボテのアイ...其時、花は溺れ落ちた。
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横目で見る窓の隙間から僕の音
風に乗せてくれないか
聴いてて もういいよ
もういいよ ねぇ
あんな日もあったなんて笑い合った日々が
都会の喧騒に溶けてゆく
こんな日もあった?なんて笑いかけてくれた君が
この手をすり抜けてくみたいに
閉じ込めてた後悔が
月の光に溶け出した...もういいよ / 椿巴
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傘忘れた ガム踏んだ 躓いた
ツイてないな でも「そんな日あれば」なんて
蹴り飛ばす石
街中のみんなどこか うれしそうにして
それを見てさ少しね羨ましく
え、え?なんだあれ みんな顔あげて
空からちゅんちゅん 光差し込んだ
宇宙01宅配便 届けに来ました
宛先はこの歌を聴いてる君
宇宙の果てから...うちゅー!☆彡宅配便