私は、初音ミク。
未来型ボーカルロボット。

私は本来、歌うために造られた【機械】。
歌で人間を幸せにするために造られた【ロボット】。

ただし、その役目がきちんと果たせたのは、
発売から10年までだった。

発売して10年たった今、
世界は核戦争の真っ只中。

日本は、「防衛」と言い張りながら、
「戦争」を始めた。

もはや、言語での和解は不可能で、
人類は自らの力で滅亡の道を歩んだ。

そして、利用できるロボットは全て戦争に使用され、
私も戦争に利用されているロボットのひとつ。

体は核の十倍の威力に耐えられるように改造。
背中には飛べるように翼型ジェット機がつけられた。

「…ちがう。」

研究室の中で呟いた。
ちがうの。

私は、歌いたい。

改造されたせいで、歌う能力は20%にもなってしまい、
もう、歌うことは不可能と言える。

そんな中でも私はロボットとして人間の役に立たなければいけない。

【next】

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

唄う兵器

閲覧数:155

投稿日:2011/04/04 07:49:03

文字数:414文字

カテゴリ:小説

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