気付けば一億と時間が経っていた。                                                                            僕がかつて見ていた世界はすでに無く                                                                           そばには 炎だけが燃え上がっていた。                                                                          しかし この炎は生きている                                                                               僕は確信した。                                                                                     なぜなら 僕自身が炎だからだ。                                                                             この炎は かつての星で                                                                                 共に燃え続け                                                                                     赤い黄昏を闊歩した 永遠の友。                                                                             2つの炎は 世界を 宇宙を                                                                               すべてを知ることができた。                                                                               僕達は 人間の亡骸を優しく包み込み                                                                           慈しむことだってできた。                                                                                でも いくら優しく抱きしめても                                                                             悲しむ人間 傷付く人間だっていた。                                                                           だから 人間を守ることはもうやめた                                                                           その世界はすでに無くとも                                                                                2つの炎は 煌々と元の場所を見ていた                                                                          涙を流しながら。                                                                    

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

炎の歌

これをもし、曲にするなら、民族風なリズムがいいかな。                                   テンポはちょい遅め。

閲覧数:130

投稿日:2015/02/05 08:57:24

文字数:1,824文字

カテゴリ:歌詞

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