冬の日は とても憂鬱
時の音 聞こえるようで
氷雨のような みぞれのような
冷えた心に 忍び込む

少しは笑いなと 猫が
膝の上 見上げるけれど 
冬の寒さに 寂しい夜に 
心は ただ沈むだけ

夏が来れば 雲に乗れば
心は 澄んだ青い空へ
すべてを絵にして放り投げる 遠く空へ 
すべては嘘 嘘の話
この世は たぶん
私の描く 絵空事なの

ある日の朝 近所の誰かが
刃物持ち駆け抜ける 世間に復讐と
いったい何人 傷ついたの
何人死んだら 気がすむの
心は凍り 何も見えないの  
冬は静かに お話しするの  

いったい何人 傷つけたの
いくら殺したら 戻れるの
夜明けは暗く レモンは香るの
冬はレモンの 香り嗅ぐの



冬の日は なぜか憂鬱
時の闇 広がるようで
喜劇のような 悲劇のような
見えない気分に 落ち込む

少しは気楽にと 猫が
ネコパンチ 繰り出すけれど
鉛の空に 吠える吹雪に  
心は ただ萎んでく

夏が来れば 風に乗れば
心は いつか青い空へ
すべてを絵にして放り上げる 雲の上へ
すべては嘘 嘘の話
世界は たぶん
私の描く 絵空事なの

ある日の夜 偉い誰かが
虐殺のサイン出す 正義の戦いと
いったい何人 悲しんだの
何人死んだら 終わりなの
心は止まり 死人に変わるの  
冬は静かに お家にいるの

いったい何人 苦しめたの
いくら殺したら 平和なの
レモンの香り あなたに投げるの
レモン爆弾 投げつけるの

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

レモン爆弾

かなり社会性の強い歌です。非情で破壊と死しかもたらさない戦争が、ひとりの人間の手前勝手な思惑や思い込みで始まるとしたら、通り魔殺人とたいして違いはありません。

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投稿日:2024/10/12 20:49:38

文字数:627文字

カテゴリ:歌詞

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