A

今日も語り合った話を数えて
幾つの夜を越えただろうか
夜の帳の下 笑うあなたを
畏れてしまう

B

何処にもいけずに 何にも見えないまま
語る 語る 語る

S

そして 枯らしあった愛を投げたら
机の上で踊ろうか
別れの合図は夜が明けたら
スープを啜った

A

また今日も語り合って一夜通り過ぎた
幾つの話 残っただろうか
いつかこの手の中 尽きる笑顔を
畏れてしまう

B

「何処にも行かないの?」
「逃げればいいのに、ほら。」
語る 語る 語る

S

そして 枯らしあった愛を尽くそう
浮かんで消えるしじまの中
さよならの言葉はまだ要らない
空になったボウル

C

そうして千夜が過ぎて
私の手の中には 何も無い
さよならを言わなくちゃ

S'

目を開けると 笑顔があった
千夜 見飽きた顔だ
あなたは言ったんだ
「明日からは 僕が謳おう」

S

そして 枯らしあった愛は満ちて
切れかけた電球の上
別れの合図は 夜が明けたら
スープを掬った スプーンの上
浮かぶ私の顔 幾度見飽きた顔だ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

シェヘル

千夜一夜物語のシャフリアール王とシェヘラザード妃の話です

閲覧数:183

投稿日:2016/10/15 17:22:42

文字数:457文字

カテゴリ:歌詞

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