いつか魅た夢を
昨日のことのように思い出したりする
夢の中の私は確かに幸せで
そしてどこかで夢とわかっていた

目が醒めて息を呑んで
夢なんてない世界で
私は真実ともわからない事実の中
現実とやらを生きていた



夢を魅ていたのか魅せられていたのか
どこでどうみていたのが
夢だと思っていたのか
わからないくせにわかったふりをして
ただ右向け右で
大人になったつもりでいた




いつか見た夢を
昨日の夢のように思い出したりする
夢の中の私は誰かと幸せで
そしてどこかで夢とわかっていた

目が覚めて息を止めて
夢とはまた違う世界で
私は誰ともわからない夢を通して
現実とやらを生きていた



夢を見ていたのか見せられていたのか
どこの誰であったのか
夢だと思っていたのか
わかろうとせずにわかったふりをして
ただ損失を考えて
大人になったつもりでいた




気づいたのはただ
大人になったつもりでいる私が
この現実を生きているだけで
いつかみていたあの夢というのは
ちゃんとここにあったというのに
私はただ捨てることが成長だと思い
妥協が懸命だと考えた

あの人は確かにここにいて
夢を魅せてくれたし
それが私の夢でもあったんだ





夢をみていてみせられていて
あの場所であの人をみていて
夢だと思っていたのか
わかりあえたつもりでわかっていなくて
ただ重ねては違いを見つけて

私はいつまでも子供でいたかった

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

恍惚

閲覧数:37

投稿日:2010/03/20 11:46:56

文字数:614文字

カテゴリ:歌詞

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