無言(しじま)包む暗寒い
部屋の中で蹲れば
容赦なく襲ってくる
罵声と暴力の嵐

「一思いに総てを」
消去した 炎にくべて
憎しみ、悲しみたちが 渦巻く、燃える

鉄格子から流星群が
微かに見えたそんな夜に
星々の最期だといつかの
聞きかじりを思い出す


ここはある種の楽園
汚れ果てた彼女達は
業(カルマ)、正すと誓った
嘘をつき続けて過ごす

長い年月の果て
皺が増え 白髪も混じり
このまま朽ちて逝くなど 赦しはしない

鉄格子から流星群が
微かに見えたそんな夜に
後悔はないのだと自分に
言い聞かせてまた眠り


美しい夜空と月の日に
サイレンの響く街中と
焼け尽きた 幸福の証(あかし)が
記憶の私を責める


鉄格子から流星群が
蜃気楼みたくゆらめいた
生温い 雫は床に落ち
廃虚の私を責める

鉄格子から明けの光が
微かに差し込むそんな朝
星々の最期だといつかの
聞きかじりを思い出す

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

鉄格子から流星群

as_crimson様の、

タイトル未定-0003【歌詞募集】
http://piapro.jp/content/ggpgi0ezqnleaaho

から歌詞を書かせていただきました。

が、くっそ重たくなりましたorz

…行動を起こしてしまう前に、
今一度、冷静になって、考え直すことができたなら。
こんな未来にはならなかったろうね、と。

そう、思います。

裁判員制度も始動したので、
「犯罪者」側を書いてみました。

…少しでも、不幸な人が減る世の中になることを祈ります。

閲覧数:217

投稿日:2009/10/04 01:54:35

文字数:400文字

カテゴリ:歌詞

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