青い空を描いた
人の真似した
自分のものでも
他人(ひと)の言葉
気にした僕は あぁ
弟 空を汚し
楽しそうに笑っていた
不器用なりに仕上げた
課題はダメになった
頬をはたいて
泣いたとき
もういいやって思った
傷つけた手で受け取った賞状
悔しさも何も丸め捨てた
そんな昔の話はもう
覚えてないよと笑われたけど
大事にしてた事
気付かされた
あの空を一人で
描いていた
床一面に
綺麗な青だった
目を閉じていた
僕を
そっと照らした光
思い出したよ
雨上がりの空
傷ついたとしても
覚えてたいんだ
あすの僕はこの空を
どんな風に描くのだろう?
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