Films

ああ、嫌いだったな。優しすぎるところが。
ああ、信じられないな。君のことを好きだったこと。

ああ、私の中に残ってる君の口癖が喉に馴染んでく。
夏の味を思い出すわ。

無理矢理背伸びをして、ちょっとだけ高いところに行くより、 同じペースで歩いてくれるさりげない優しさが欲しいのよ。

君のその瞳には、私はどう映ってるの?
嫌いじゃないけどそういう扱い
少しだけ疲れちゃったよ。

君の家に向かう時は、羽が生えてるようだった。
長い間、君の側、見て気付く。
綺麗に全部抜け落ちてた。

寝苦しい夜に見上げてた。
「あの星たちは全部ゴミだって」
また要らないこと自慢気に話す
その顔ももう見れないのね。

ああ、ほんのちょっとだけ思い出しちゃっていたわ。
スローモーションになっていた二人のフィルムがまわる。

消えないよ。君と居たたくさんの思い出は。
消したりはしないこれもこれで良かった。
ただ、私は恋がしたかった。

ああ、嫌いだったわ、最後まで優しいところが。

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  • 非営利目的に限ります

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閲覧数:108

投稿日:2018/12/09 06:50:55

文字数:440文字

カテゴリ:歌詞

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