てんてら太鼓が鳴りまして
挟む悪口通せんぼ
ちょいと手招きこんにちは
柳の陰からおーいおい


―壱―
桟橋掛けた小川には
大きなおっきな子鬼さん
端を揺らしてクビ引いて
ちょっくら遊んでくだせぇな

通りかかるは女子(おなご)が一人
付き合う(おう)たろ遊んだろ
てんてら手招きさぁよっしゃ
そんならこっちで遊びましょ

遊びましょ、遊びましょ
女子は引かれて水の中
啼かないころころ水の中
あとはめだかが泣くばかり


―弐―
桟橋掛けた小川には
大きなおっきな子鬼さん
端を揺らしてクビ引いて
ちょっくら遊んでくだせぇな

通りかかるは武者が一人
付き合うたろ遊んだろ
てんてら手招きさぁよっしゃ
そんならこいつで遊びましょ

遊びましょ、遊びましょ
武者は抜かれて真っ赤のか
怒って勇んで真っ赤のか
あとはかえるが泣くばかり


―参―
桟橋掛けた小川には
大きなおっきな子鬼さん
端を揺らしてクビ引いて
ちょっくら遊んでくだせぇな

通りかかるは二人が一人
付き合うたろ遊んだろ
てんてら手招きさぁよっしゃ
ほんならこっちへおいでなさい

遊びましょ、遊びましょ
子鬼は掴まれ筒の中
引き抜き毟って筒の中
あとはお腹で泣くばかり


―締―
てんてら太鼓が鳴りまして
挟む悪口通せんぼ
ちょいと手招きこんにちは
柳の陰からおーいおい

おーいおい

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

手鞠唄

以前個人サイト用に書いたのをこっちに移動です。

閲覧数:153

投稿日:2010/12/10 18:34:09

文字数:578文字

カテゴリ:歌詞

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