※これは私がゆちゃP様のBlackjackを勝手に自己解釈したものですので
　ご注意ください。


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もう別れましょう　　「やっぱりもうちょっと」
飽きたわ、そろそろ捨て時かしら　　　「やっぱりもうちょっと」
でも、これだけ試してみたいわ　　　　「やっぱりもうちょっと」



こんなことを繰り返してもう何回目？
これじゃあ、ただ気を引きたいだけみたいじゃない。
そんなことないわ。
私は駆け引きのゲームを楽しんでいるだもの。


月が綺麗な夜、貴方は私にトビキリ甘く、トビキリ妖しく囁くの。
でも、そんな小さい声じゃ聞こえないわ。
叫んで響かせて。　「もう一回」
ん、いいわ。
ほら、唇を差し出しなさい？
・・・何よ、その顔。
気に入らないことでもあるの？


私と貴方、どちらが悪いのかしら。
唐突にかざされる愛も、恍惚に照らされた愛も
全部独り占めで。
でも、いいでしょう？
これもゲームを楽しむためのオプションだわ。
その愛に限りがあった？　盲目に愛した代償？
そんなものは全て壊して狂いましょう。


イケナイ事だってわかってる。
でも、今それを考えるのはやめて。
もう少し、遊びましょう？



【もう、終わりだよ】

何を言っているの？

【どうせ、ゲームだったんだろう？】

そうよ。

【だったらいいじゃないか。】

そんな簡単に片付けないで。

【サヨナラ】

ちょっと・・・


突然終わったゲーム。
つまらない・・・？
・・・足りない。
今までゲームをしていた時間は今日も独りだわ。

結局私はディーラーじゃなかったということかしら。
それでも、よかった。
でも、もう何も無いわ。



貴方との関係の理想を追いすぎて
今、全部壊れた。
欲望のままに求めすぎて現実に押し潰された私には
こんな最後がお似合いかしら。