「曖昧安心ストリートの雨」



曖昧ストリートの雨 君の答えを濁してしまう
どこまで閉じられた世界 路地裏の猫が鳴いた

「私なら大丈夫」 そう言ったあの人はもういない
ビルの隙間の世界 ゴミ箱を漁る猫と子

そして彼は気付くきつく 縛られた手と脚の上の影
のらりくらりそろりぞろり 動き始めていた――

【反駁の理論】
反対・・・私を追い詰めて。
肯定・・・私の嫌いな生き方。

それは じわり縛り座り見上げる 髪の隙間小さな光る目玉
ポツリポツリと呟きしたる雨 今、濡らしていた――




安心ストリートの治安 君の行く先を塞いでしまう
お口を塞がれた僕 路地裏の猫が鳴いた

あの人は気付く 不器用な生活だけど
あれはあれで中々 刺激があっていいもんだな

そして彼は気付くきつく 縛られた手と脚の上の影
のらりくらりそろりぞろり 動き始めていた――

 全ては過去 思いは未来
 消えてしまった声 今は明日は?
 不機嫌雨 流す涙
 細いこの場所まで 溢れ出す

【常識の否定】
会いたい 槍降るこの街で
会いたい 戦火の花開く街で
朝が来ないこの街で
世界が潰れたこの街の中

それは じわり縛り座り見上げる 髪の隙間小さな光る目玉
ポツリポツリと呟きしたる雨 今、濡らしていた――

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

曖昧安心ストリートの雨【作曲者様募集】

曖昧ストリートと安心ストリートに雨が降り続く・・・
その世界は美しく、儚く、壊れている。
どことなく幻想的、というか妄想性を掻き立てるものにするように頑張った・・・はず。

(1人あとごと・10/06/13)

閲覧数:82

投稿日:2010/06/14 02:32:37

文字数:553文字

カテゴリ:歌詞

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