電気を点けっぱにしてた部屋で
広げただけのノートに混ざる導火線
触れ慣れた手触りも
飲み慣れた水道水も
あまり 当たり前なんかじゃ
無かったと知る
レール脇の薪が見えた電車で
車体を溶かすように抱き着いた大雨
触れられた手は愛を
伝えようとも
コールタールのように 独りだけ
私だけ 堕ちて逝く
悠か遠くの
或 誰かのアンハッピーを
私が 私に受け取って
青に また始めよう
植えられた苗が実をつけるよう
少しの優しさで風を揺らそう
気晴らしの道草と
もう溜め息せぬよう
その悲しみごとニュートラル
凡てさよならはしたくないけど
少しは別れて 重荷軽くしよう
浮かぶ カーボンダイオキサイド
原罪ごと 生きれるよう
廻る、廻る
その偽善も糧となる から
あの日々に戻れるよう
この地球、私、
もうちょっと生きてみよう
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