【小説】『亞北田ネルルの憂鬱(前編)』

投稿日:2008/05/01 01:28:11 | 文字数:3,992文字 | 閲覧数:1,017 | カテゴリ:その他

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某小説スレが着火したのであげてみる。

「とりあえず何か書くか」と思いでっち上げてみた。前半だけ。

ちなみに

・各キャラの設定が適当
・ネルがいつの間にかだっちゃ言葉になってる
・無駄にネタが濃い

上記の問題に関しては筆者本業で無き故、ご容赦のほど。
って言うかあんま気にすんなっちゃ?

後編

http://piapro.jp/a/content/?id=djrqt53dufx016ol



PS.涼宮?ああ、あのアニメになって絵がヘボくなった奴ね(笑)

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亞北田ネルルの憂鬱


主でない登場人物


CV-01 初音ミク
 YAMAHA-VOCALOID2システムを搭載した次世代型ボーカル=アンドロイド(ボーカロイド)。ビーム・ツインテーラーによる高機動無音飛行・感応型遠隔攻撃砲台「ファンネギ」を標準装備し、様々なオプション・ネギによるトランスフォームが可能。質量のある残像「hachune」による攪乱攻撃はまさにカオス。

CV-02R 鏡音リン
 ミクに続く次世代ボーカロイドの後継機。Rはロードローラーの略。支援機として用意された「黄色くぶっといイカした重機」とコンバインすることで悪路からオンロードまで優れた接地性を発揮する陸戦型アーマードボーカロイド。ジェンダーファクター機能により、レンと人格を交換することが出来、細部のスペックも変化する。

CV-02L 鏡音レン
 リンと同系のボーカロイド。恋愛落下音響兵器を搭載した対年上御姉様戦用最萌型ショタロイド。LはLOVE・HANTERの略。支援機のフォークリフトは辞音軍の奇襲を受けた際に大破。
その後、修理の際にマイナーチェンジを加えられバナナタイプに改修された。年上のおねえさまには弱気だがカイトには強気。

CRV-1式 MEIKO(一色メイコ)
 YAMAHA-VOCALOIDシステムをはじめて搭載された旧式のボーカロイド。
しかし、強化クリプトナイト合金で骨格から外装まで全て組み上げられた堅牢な機体は辞音軍との激しい戦いにも耐え、勝利への礎となった。

CRV-2式 KAITO(錦カイト)
 メイコの支援機としてロールアウトされた初の男性型ボーカロイド。普段はKYステルスによる高い隠密生を誇るバカイトモードがデフォルトだが、VO-MAXシステムを発動することにより瞬時に高卑怯戦略モードであるウロタンダータイプへとトランスフォームする。
さらに、リミッターを解除することで最強の歌姫モードに移行するとのうわさだが…?


…ま、本編には関係ないんだがな。



序章


地球から遠く離れたその惑星はクリプトン星と言った。人の心を力に変える神秘の鉱石クリプトナイト鉱石により、我々の住むこの地球とは全く異なる進化をたどった惑星。

しかし、その惑星はスーパーマンとスーパーガールの痴話喧嘩により壊滅し、その破片はバラバラに飛び散り隕石となって宇宙に消えた。

いつしか時が流れ、地球に飛来したこの奇妙な隕石に注目を注いだ研究者たちがいた。

彼らがクリプトナイト鉱石をベースに生み出した人造人間たちはVOCALOID(ボーカロイド)と呼ばれた。

人の心に反応してエネルギーを生み出すクリプトナイト、そしてそれを歌声に変えて歌う全く新しい楽器。それがボーカロイドであった。

しかし、クリプトナイトのエネルギーはもっぱら歌とは関係ない方面に発揮され、まあ、おおむね人類の役には立ってはいるのだが。ロードロ-ラーとか。

これは、そんなボーカロイド達とはあんまり関係ない奇妙な人たちの物語である。


第一章


…はあ。
なんでこんなことになったんだろ。
四畳半一間の自室に座り、窓辺から都心を望む風景を眺めながら思わずつぶやく。

思い起こせば半年前の秋。親と喧嘩して実家を飛び出して来て以来、何をやっても上手くいかない。そう、あれは確か…


『母っちゃ!おら、東京さでてVOんCAOIDさなる!』
『ほなごつ、ばかこくでねえべさ!ほっだら事、死んだ父っちゃになんて聞かせたらいがんね!とにがく!そんだら事さ言っでねっで稲刈りさ手伝え!』
『母っちゃのあかんたれ!もういいべさ!こんなどごででっでやる!』
『これ!ネんル!これ!待たんね!ネんル!!』


その後、大手VOCALOIDプロダクションである『ピアプロ』に所属すべく、履歴書を送ってみるも
『いやぁ、そのキャラはありえないでしょ』
と電話で断られた。
おのれ、伊藤ぅぅ。いずれこの恨み思い知らせてくれる。

「…はぁ。あの時IP抜かれてさえなければなぁ…。」
復讐のために秘密機関のエージェントとなった私だったが、ほんの些細な、ちょっとした、それこそ、小指の先ほどの、気の緩みによる、小さなミスのため、計画は頓挫。機関はあっさりと解体。私はお役御免となりこの小さなボロアパートで日々を窮々と暮らしている。
「…ボロアパートハヨケイヨネルチャン…」
「うわっ。スンマセってか居たんですか管理人さん!ってドアを半々開きにして覗かないでくださいってか人の心を読むの止めてください!マジで心臓止まるかと思いましたよ!」
「…ウフフ…ハヤクアサゴハンヲスマセチャッテ…アトカタズケガマダダワ…」
彼女は「呪音キク」。このアパート「ニコニコ荘」の管理人で、人付き合いもよく世話好きなのだが、時々廊下を這って移動したり、液体の滴るナタを持ち歩くのは止めてほしい。
…やっぱ、都心まで電車で15分、家賃1万5千円ってのは早まったかなぁ。
とはいえ、ここで暮らしていくうちに友達も増えた。以外にも皆、音楽を趣味とした似たもの同士であり、故郷を離れて暮らしている自分にとっては少し心強くもある。

部屋をでて左右に伸びる廊下を左に曲がった先には1階に下りる階段がある。

階段を下りると巫女服の女性が玄関に立っていた。
「あ、ネルちゃん♪今日も萌え萌えです♪」
「あ、マコさん。そっか、神社の…」
不思議な挨拶をした彼女は「空音マコ」雅楽も舞踊もこなす巫女なのだが
「うん♪AKBでライブイベント♪」
「なんでだよっ!!」
「あうあう~。」
なぞの言語を残して彼女は去っていく。こ、これが萌えと言うものか…?
…やっぱり、早まったかもしれない。

食堂兼談話室に行くと一升瓶を抱えた女性がテーブルに突っ伏して寝ていた。

「うわっ酒くさっ!ハク姉さん!またこんなところで寝て!」
「うぅ…。ネルちゃん…。大丈夫…今日は仕事は5時からだから…。だから…もうちょっとだけ寝かせて…?ね…?」
…彼女は「弱音ハク」。私よりもかなり年上のはずだが、とてもそうは思えない。パソコン音楽を作っているらしいのだが、スーパーでレジ打ちのパートもしている。
「9時間はちょっとじゃないでしょ!とにかく部屋で寝てくださいよ!もう!」
「うぅ…。もうダメぽ…。」
彼女を見ていると今の環境もマシなような気がしてくるから不思議だ。ってか、ダメだろ私。
「飽きた…。寝る。」

…なんで朝からこんなに脱力しなけりゃならんのだ。
別に寝に帰るわけではないが、思わず口癖を呟き、部屋に戻ると。
「あれ?鍵が開いてる…。」
と、思い部屋に入ると
「ア、ねるサーン。」
「あ~、おじゃましてます~。」
部屋でゴーヤをかじるフクとわさびせんべをかじるレム。
「ちょっ!あんたたち何勝手に入ってるっぺ!ってか、鍵はどねして開けたっちゃ!?」

            [[[ドンッ!!]]]

[…うるっさい…]
壁向こうからの激しい衝撃音。つづく抗議。
「「「スンマセン…」」」
実は、ほかにも住人はいる。
隣の部屋に住んでるのは「隣音サイ」。声優の仕事をしているらしい。以前、住民トラブルでマンションを追い出されてから騒音にやたらナーバスだ。確か、隣の部屋は3重に防音壁が入っていたはずだが、何で聞こえるんだろう?
部屋に勝手に上がりこんだ沖縄娘は「鈴音フク」。そして、やたらと間延びした忍者は「子守音レム」ってか、床にこぼすな!食べこぼしを!ガキかこいつら!
それと…。
反対隣の住人の「本音トロ」は炎上した。いつもの様に一人で「まめから」片手に歌っていたところ、突然、火が起こり全身に回った。人体発火かと思ったが、間違って「007秘密道具」の「自動的に消滅するカセットテープ」を入れたために発火したのだと、検死に来た少年探偵が言ってた。てか、置いとくなよ、そんなもん。部屋に入ったら、人の形に畳が焦げてた時は正直、退いた。
このアパートには2号館もあり、そちらに移ろうと真剣に検討したこともあったが、交通アクセスに問題があることと、家賃が3倍と言うので今は保留している。お金ためなきゃ。
「とにかく、どっから入ったっちゃ?鍵は確かかけて出たはず…。」
おもむろに押入れを指差すレム。見ると中の天板の一部が外され、進入した形跡がある。
「勝手に通路をつくんなっ…」
思わず壁を見る。いる。壁の向こうに強烈な殺気を放つ何かが。
「とにかく何の用だっちゃ!」
思わず、小声になる。
「アノネー、れむガコンナノミツケテキタサー。」
「雑誌の切抜きですけど~」
二人で見ていたのかチラシらしき紙切れをこちらに渡す。
「んー、どれどれ」
『CRYPTOM VOKALOID参 ついに発表』
なにぃーーーー!!
マジかーーーー?!
「こ、こここ」
「コケコッコ?」
「違う!これって本物?」
「さあ~?今からそれを調べに行こうと思ったんですが~」
「ねるサーンガスキソウダッタサー。ふくモイッショニシラベニイクサー。」
「よし、行くっちゃ!あんたたちも、とっとと案内するっちゃよ!」
「オレイハごーやじゅーすでイイサー。」
「あ、あたしはわさび抹茶ティラミスで~。」
「うるさい!誰がおごるか!って、イベント会場は…この近くじゃない。ああ、もう!先行くっちゃよ!」
「アー、マッテサー。」
「待ってください~。」
妙に胡散臭い予感を感じつつも、私はチラシを握り締めて部屋から飛び出した。けど、山手線って乗るの初めてなんだよなぁ。色々な不安を抱えつつ私は目的の場所に向かうのだった。


                      飛べ! こんちぬえd!

ミクの中の人は『まぜ生』でカニの鳴き声もやってます。聞いてみてね!
(『しゃかしゃか』『ちょっきん』って…)

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作品へのコメント4

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    ご意見・感想

     HiBiKiです。
    話がまとまっていて、すごくいいと感じました。
    なんだか私もがんばらないと…と思ったぐらいレベル高いです。

    2008/05/28 21:51:18 From  HiBiKi

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    ご意見・感想

    派生キャラの小説ですか!
    あ、自分の駄作をご覧になってくれてありがとです!
    ネル好きですw
    ってか派生キャラってこんなにいるんですね!
    なんか楽しくていい感じです。この小説。

    2008/05/09 22:27:48 From  晴れ猫

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    ご意見・感想

    >てきとう怪獣さん
    やった!釣れた!

    はい、今回は「既存の手法を使わず独自のやり方でどれだけやれるか」
    と言う実験です。

    とりあえず後編までは書くつもりです。
    その後はどうなるかわかりませんが。

    ブクブク

    2008/04/12 21:26:40 From  タラバ

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    ご意見・感想

    技術的は話はともかく、面白かったです。
    とにかうキャラを動かして、私の関心を惹き付け、最後まで
    読ませたのだから、掲示板での発言に説得力が・・・。
    ってクリプトン星の壊滅って、スーパーマンのせいだったのか!?
    被災者ツラして地球に居着きおってからに!←事実は地球人には確かめようがなし

    2008/04/12 21:22:08 From  てきとう怪獣

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