すみわたる そらのしたで
ぼくは あたたかいひびを
そっと むねにしまう
なかよく ならんだ
しゃしんに うつる
みんなの えがおを
やさしく おもいでにかえる
こうして なにも かわらない
ずっと おなじ ときがすぎていく
ふわり ふわり
まどろむ じかんをのせて
きょうも またはじまる
のぼる たいようのかがやきは
あさつゆで ぬれたぎきを
やさしく てらしてゆく
しずく こぼれた
すべてを そっとつつみ
あさの ひかりへと
みちびいていく
やがて ゆうぞらへかわる
そのせかいで ぼくは
とおく しずむ
ちへいせんを ながめていた
めぐり まわる いちにちが
しずかに おわり そして
くらやみに とけていく
ひかる ほしたちの
かがやきは ぼくのこころ
そっと てらしていく
やみに うかぶ
そのかがやきは きっと
まえだけを てらしている
すべての いのちが うまれ
すべてに きぼうを あたえ
すべてを ゆらして まいおどり
すべてが しずかに めをとじる
そうして きせつは
めぐり ひとの こころを
そっと いやしていく
だれかが いのって
かなう ねがいごと
だれかに のぞまれて
うまれる いのち
そのすべてが
かさなったとき
まちのぞんでいた
ひびが うごきだす
そらにさしこんだ
そのやわらかな ひかり
やさしく つつんで
えがおに かえる
ことりたちの さえずり
きぎの ざわめき
そうして あさがめざめる
いっぽずつ ゆっくり
みらいへ あるこう
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