吹きすさぶ雪風に この身を囚われず
己の胸に潜ませる想い 寒さを防ぎ
幾千里とも分からぬ 我が旅路
何度同じ季節に わが身を晒したか
孤独の朝、一人暗闇の夜も
幼き頃には 悪夢のようで
それでも尚 旅路を引き返さずに
前を見て 長い時間の道を進む
暖かな春風に 髪を泳がせて
名も知らぬ 新たな街に身を休ませ
束の間の安らぎに 安らぐ心
しかし未だに 旅の終わりは見えず
戦が終わり 友を失い
哀しみが癒えぬ時の中で
歩き続けて 休みもせずに
進むわが身に一片雫落つる
私に降り注ぐ 紅き雪雨
その姿に私は動けず 瞳から雫を零し
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長く続いた旅路にも 幕がおろされた
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mothy_悪ノP
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