「夏歌」

終わらない 時はない
きっと夏のせいだ

あらがう 気もない
きっと雨のせいだ

地を這う と目が合う
きっと熱のせいだ

気が狂う 君のルール
きっと夏のせいだ


こんなに雲が近くても
手を伸ばせば届くなんて 訳ないよ

昔はもっと走れたって
追いかけた背中に届くなんて 夢見ないよ


暗くて 光って 忘れるように
辛くて 近くで 雨が降り続けるんだ


愛を迫る耳鳴りと日差し
微妙な違いの繰り返し達
今、横切る光

愛に付いてくる無駄なおまけ
悪臭を放つ腐った果実
ただ、初めてじゃない


絶対正義が勝てるのって
結局何でも出来るなんて 価値無いよ

こっからこっちの向こうだって
決めた曖昧なルールなんて 意味無いよ


待って 暗くて いくのは常で
辛くて 近くで 雨が降り続けるんだ


愛を迫る耳鳴りと日差し
微妙な違いの繰り返し達
今、横切る光

愛を叫ぶバカな大人たち
何度やっても結果は同じ
ああ、終わないだけ

愛と冒険のような世界
傷ついて一人での帰り道
ただ、立ち止まっただけ

愛を迫る耳鳴りと日差し
終わりの無い短めの旅だち
ただ、初めてじゃないよ

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夏歌

夏の歌です。

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投稿日:2018/02/12 17:59:12

文字数:499文字

カテゴリ:歌詞

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