扇風機が首を振る
アスファルトがゆらゆら揺れる
泣き叫ぶ
蝉の声が聞こえない


ひんやりとした 畳に寝そべり
空っぽの頭で ただ入道雲を見る

大きな白と 綺麗な黄色
庭の隅に植えられた 立派な向日葵
私とは違って 大きく背伸び


何もしない 何もできない
畳の上に君と白
使われなかった 君の心

泣きはらした顔を 隠す君のこと
私はずっと 見つめてた

もうやめようか
何回やってもダメなんだ

本当に君はそれでいいの?
好きだから
涙を流すのではないの?

やれないって 決め付けないで
確かに君には
飛び立つ為の 力がいる
飛び立とうとする 勇気がいる

だけど君には
諦める為の 勇気はない
諦め切れない 気持ちがある

ただ素直に生きればいいの
私の様に
大空に
力いっぱい 手を伸ばして

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

夏の匂いと花の精。

耳が聞こえなくなった作曲家の夏が舞台です。

田舎の家に来て、必死に作曲をしたものの、やはり出来ずに諦めかけている。
そんなとことろを、庭に咲く向日葵が見つめていて、励ますという設定です。


君と白、の白は、譜面です。

都合に合わせて、歌詞変更して頂いて構いません

ご自由にどうぞ。。

閲覧数:93

投稿日:2015/05/09 23:54:49

文字数:353文字

カテゴリ:歌詞

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