月/レモン 様
通り過ぎていく人の波は
掻き分けても途切れ知らず
黄昏の道を
遠く沈む陽にふと見上げた
歩く僕はちぎれ雲
___『宵月』
逸る鼓動
待ち合わせ時刻
背伸びして大人びた
音に振り返る
藍色の線をなぞって
からかう君の笑顔と
無邪気に駆ける背
可愛げな仕草に火照る
閉じ込めてきた想いを
届ける言葉に迷う
今宵、月に臆病な心は
囚われたまま
===============
とおり すぎて いく ひとの なみは
かきわけても とぎれ しらず
たそがれの みちを
とおく しずむ ひに ふと みあげた
あるく ぼくは ちぎれぐも
よいづき
はやる こどう まちあわせ じこく
せのびして おとなびた ねに
ふりかえる
あいいろの せんを なぞって
からかう きみの えがおと
むじゃきに かける せ
かわいげな しぐさに ほてる
とじこめて きた おもいを
とどける ことばに まよう
こよい つきに おくびょうな こころは
とらわれた まま
月/レモン 様
___『今宵も月に囚われて』
ちゐです。
レモン 様の歌詞募集用に作詞をさせていただきました。
『月を見に行こう』
無邪気にはしゃぐ君と臆病な僕。
甘くも切ない、ある日のふたりを描いています。
よろしくお願いいたします。
▷ 月/レモン 様
https://piapro.jp/t/QxLp
作曲:レモン 様
作詞:千ゐ
コメント0
関連動画0
ご意見・ご感想