昨夜降り始めた白雪は
切なさをつれて
なんてことなかった昨日の街を
真っ白な別世界に飾り付けた

お気に入りのコーデ
前髪とメイクは決まったけど
肝心ココロの準備はできてないのに
止まって時計の針はそんなの知らんぷり
もうすぐ待ち合わせの時間

意地悪しないでwhite christmas
雪より先にわたしが解けてしまうよ
どうか背中を押して
まだ今日を思い出にはしたくないからさ
holy nightなんて言うなら叶えて
願い事ひとつ


深く積もった雪が
帰りの電車の足を止めた
嬉しい誤算だけどどうしよう
語彙は全部使い果たして
吐き出せるのは白い息だけ
いつも通りなら私この沈黙も
怖くはなかったのにな

ああ無情にも時間は
雪と一緒に解けて
なくなっていってしまうよ
ツリーとはミスマッチな
飾り気のない気持ち
ひとこと言えるかな
君にもっと近づけたなら


置いていかないでwhite christmas
今日の日をわたしの特別にしたいの
夢ならば覚めないで
まだホントの気持ちを言えてないの

繋ぎとめていてwhite christmas
雪解けは間近
勇気を振り絞って

ドキドキ高鳴る鼓動抑えて
大きくあと一歩踏み出したら
寒さの中にひとつのぬくもりをみつけた

この距離ならやっといえるよ
「好き」って

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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雪解けにひとつ

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投稿日:2024/01/05 04:29:57

文字数:562文字

カテゴリ:歌詞

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