『消えない音』
君にとって私はどんな存在だったんだろ
ちゃんと“特別”だったかな?
きっと触れたら壊れてしまう距離で
聞けなかった
なにもわからないまま、曖昧なまま
今でも
あの優しい声の余韻に触れてしまう
君の笑顔も
ずっと心に残ってる
心地よかった柔らかな声
今でも思い出すと安心して
前を向ける
でももう会えないと思うと切なさも少し
再び運命が交わらないなら
その声に触れることはもうないかもしれない
それでも思い出すと、
不思議と自然に口角が上がるんだ
今でも君の声で
私の心は強く育っている
現実的には終わりを迎えているかも
でも、あの温もりは、
続きがあってもおかしくない音に聞こえた
静かに残る、
記憶から聞こえてくる音
全然消えてくれないんだ
ずっと大切なまま、変わらない
僅かかどうかすらわからない
君を待ちたい気持ちも残ったまま
その想いがまた余韻になる
「終わりかもしれない物語の
エンドロールの後に流れる主題歌」みたいだ。
まだ鳴っている。
静かに。穏やかに。響いている。
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