ある朝野道の真ん中に
小さな卵が落ちました

殻の中から周りを見れば
どこまでも続く細い道

ひとりぼっちがさみしくて
零れた涙は花になり

眩しい光に目をやれば
大きな蒼空がありました

ある日道の交わる場所で
君と僕は出会いました

僕は君といついつまでも
一緒に居たいと言いました

顔上げた君は少し笑って
僕は幸せを知りました


いつのまにか僕には数え切れぬ支えがあって
その力が永き道の上で僕に翼をくれた


分かれ道でうつむきながら
「さよなら」と君は言いました

悲しくて落ちた涙を
君はそっと拭いました


さよならは言わないで
たとえこれが最後の夜でも
君と歩いた儚き道の上で
僕は歌うよ song for you

この夜が明けるまで
君の傍で最後の祈りを
君と過ごした儚き時の中で
僕は歌うよ song for you


あれから時が経ちました
道の終わりが見えました

蒼空は変わらず大きくて
穏やかな風が吹きました

ひとりぼっちがさみしくて
零れた涙は花になり

僕の背中を押しました

僕は小さな翼広げ
高く高く昇りました

あの日僕に笑顔をくれた
君が見える場所探して

もう一度会えると信じて

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

ヒヨコ

これまた1年ほど前のものを引っ張ってきてみました><
なかなか文字数合わせてて頑張ってたなー自分(笑)

人生って一本の道みたいなもんで、
それが色んな人や動物や、その他全ての物事の「それ」とくっついたり分かれたりして、世界は成り立ってるんじゃないでしょうか。
それは最初から全部決まってる「運命」的なものなのかもだけど、でもとにかく、道が繋がってる間は一緒に歩くんですよ。きっと。
でもいつの日か道が分かれる時が来て、その分岐点まで歩いてきた時に、お別れってものをしないといけないんじゃないかな。

そんなことを考えてた頃に書きました。

ちょっとメルヘンな森の世界風。

閲覧数:84

投稿日:2009/04/04 00:57:18

文字数:515文字

カテゴリ:歌詞

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