.



  私ハ鬼百合
  


嗚呼可愛いや
私の小鳥
首に鎖を翼に針を
其の觜に接吻を授けよう


後ろの正面だあれ
あの子が欲しい花一匁


愛し愛しや籠の鳥
終わり無いのは永久なる宴
咽び啼くのは憐れ君
先ずは媚薬の盃を




嗚呼恋しや
私の小鳥
椿を散らして牡丹を飾って
螺鈿の羽織りを授けよう


かごめかごめいついつ出やる
相談しましょうそうしましょう


逃がしはしない籠の鳥
君には私一人だけ
抗うものならこの百合の
花粉眼(マナコ)に降り注がん



  私ハ般若ト化スダロウ


其の耳其の指其の躯
全てが全て籠の鳥
孕む小さき鬼百合の
産声鼓膜破る迄


嗚呼愛しや籠の鳥
私は貴方に堕ちていく
逃がしはしない絶頂に
我が愛深く咲き乱れ


  私ハ般若ノ鬼ノ百合
  愛シ恋シハ籠ノ鳥




.

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

鬼百合


女性の嫉妬を描きました

閲覧数:132

投稿日:2009/04/04 15:31:16

文字数:364文字

カテゴリ:歌詞

  • コメント1

  • 関連動画0

  • 殺姫

    殺姫

    ご意見・ご感想

    じ、女性の嫉妬怖えぇ…とか思いつつ、個人的には好きな歌詞です(^^)
    特にカタカナの部分が変わりゆく心を表してるみたいで素敵だと思います。

    2009/04/04 20:22:23

クリップボードにコピーしました