最北目指して 見送る人影
涙を飲み込み 望みを抱えた
横顔かすめて 先を往く風は
鳴きながら飛び立つ鳥を
どこへ誘うの

憐れなら 救って今すぐにさ
この手では何も掴めない
策略を 拒んで逃げ出した
弱さを憎むだけ
滑稽な 言い訳を身につけて
何かしたつもりになってた
仮面に 覆われた心を
誰かが気付くことはない

荒れ狂う海 打ち寄せる
不安を押し流して
夢から 覚めるまで 続いていく
小さい頃に聞いていた
響け楽園のうた
光を突き刺して

凍えた翼で 羽ばたけはしない
震える体を 寄せ合いたいのに
孤独が遮る 希望の果てには
何も無い そんな気がして
どこへ往けばいい

迷いなど 空の雲に任せて
切れ切れに散ってしまうだろう
見上げれば 満天の煌めき
未来への線を繋げる

もう恐くない ひとり立つ
大地を踏み締めたら
道程 遠くても 進んでいく
苦しい今も 悲しみも
いずれ忘れ去られて
昔の話だと

日の上がる頃 輝ける
石段を駆け上がれ
一つの 思いから 広がる虹
変わっていくこと 教えてた
響く鼓動を感じて
始まりを告げよう

まだ見えない明日へと

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

【完成】北を往く鳥

ささあっとさんの曲(http://piapro.jp/t/jLh8)に書きました。

『北海道、旅』というリアルなイメージにまず「民族調に北海道!?」と驚きました。
自分自身行ったことが無くて、「最北端、海、食べ物←、動物←←…」と北海道ワードを掘り出すものの残念な感じに。
『抽象的な雰囲気で』というお言葉に甘えさせていただき、北海道らしいところを(本当に)少し入れることにしました。

北海道って白とか青のイメージだったんですが、曲から感じたものは赤とか黒とか猛々しくて、明るい詞にはなってません。

そしてサビの盛り上がりの「らくーえんのうたー」は、正直サビの盛り上がりってどこだろう?と分からなくて山勘でのっけてます。
間違っていたらすみません。

前のページにボーカロイド用のひらがながありますのでご覧ください。

閲覧数:350

投稿日:2012/07/13 17:10:51

文字数:485文字

カテゴリ:歌詞

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