手品師でもない僕だから
魔法の言葉なんて使えない
目の前で泣いている貴方に
何て言えたらいいのかな

でも 分からない事を知ろうとしないで
見なかったフリはしたくない
だから 何も言えないけれど
涙の空に傘を差すの

知らない事を知ったフリして
傷付けたくないから
まず傘を広げるの
言葉じゃなくても 形に変えて

貴方の悲しみを受け止めたい
雨に濡れても構わない
貴方の声が聞こえるまで
雨が止む事を待ち続けるから


人は魔法が使えなくても
魔法の様に言葉を紡げる
「貴方の事が知りたいの」
言葉に出来ないなら 行動で示せ

少しずつ 貴方の事を
知って 考えて 仮説を立てて
自分なりの言葉に変えて
傷付けない様に 声にするの

知らない事を知る為には
学ぶ事しか出来ないから
まずは 話す場所を作るの
言葉の前に 屋根のある所へ

雨の降る心に寄り添いたい
身体が冷えるなら暖めるから
貴方の悲しみが零れ落ちるまで
ここで一緒に雨宿りしたいの


人と人は分かり合えなくても
互いを知ろうとする事は出来る
そして 知る為の場所を選ぶ事も
きっと出来る筈だから

泣きたいなら 泣いていいよ
受け止める覚悟ならあるから
思った事を話せる時間を
この場所で過ごしていたい

知らないから知りたいの
決して傷付ける事の無い様に
向き合う為に今を生きるの
貴方と今を生きていたいから

貴方が泣くなら 僕は傘を差す
出来る事も考えるから
貴方の声を聞く為に
この傘を貴方に渡すの

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

雨宿り

目の前で誰かが泣くなら、まず傘を差して、雨宿りが出来る人で居たい。そう思って書いた唄です。

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投稿日:2026/03/03 07:53:12

文字数:639文字

カテゴリ:歌詞

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