『back』/作詞 菜々
~作曲者募集してます~
「後悔なんて馬鹿みたい」
そう言って
人前では唾を吐く。
だけど、結局。
後ろしか見てないのは僕で、
「こうすればよかったのかな?」
「そうしたらこうなってたのかな?」
なんて過去の事で
悩んでる。
僕は馬鹿みたいだ。
君の隣で笑うための
適当な手段を教えてください。
参考書だって
何冊だって買うよ?
質問だって
していいなら
何時間だって聞くよ?
それでも教えてくれない。
もうしたこと。
だから戻れない。
時は過ぎていくだけ。
後悔するのは
疲れるから、
忘れたくて消す。
“消去”のボタンを押す時に
いつもなるこの胸の痛みは?
苦しくなんてないんだ。
辛くなんてないんだ。
息だってできるんだ。
でも何かがつまっちゃうんだ。
忘れたと思ったの。
でもまだ手元にあったんだ。
想い出したくないのに
僕の記憶から
無理やりひっぱりだしてくる。
「嫌だ」「やめて」
「早く消えてよ」
「忘れた、はずでしょ?」
どんなに自分で
止めたって
そこにあるものは
すぐに飛んでいく。
僕の目の前を横切って
夏の虫のように
しつこく付きまとう。
どんなに
綺麗に咲けたって
可憐に散ることはなく。
分かってます。
それには正解がないことくらい。
誰も教えてくれないことくらい。
だけど、
僕らはありもしない答えを
永遠に探し続けているんだと
思います。
知ってます。
そして
どんなに素敵なことなのかも。
君の涙はもう見たくないよ。
だからほら、
また顔をあげてください。
私の手を握ってください。
そうすれば
嘘つきなこの気持ちも
全て失ってくれるような
気がするの。
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