化け物

罵倒は始まりに過ぎず
それは暴力へと変わる
その全ては私へと向けられる
何故だって? 私は化け物だからよ

生まれた時から私は違った
たった1つ見た目が違うだけ
人間でない私を見ると
村の人々は怯えて距離を空けた

空いた距離は埋まるわけもなく
その歪みはやがて
更なる絶望を生み出して 
人間の内なる悪魔が現れた


逃げまどう私に村人は
暴力を振るったの
悪魔のように気が狂った彼らは
私をいたぶり歓喜をあげた


そんな時私に光が差した
絶望へと広がる希望
一人の男が声を掛けてきたの
化け物なのに? 彼は私を抱きしめた

生まれた時から孤独だった
化け物だなんて関係ないさと
彼だけは愛でてくれた
私には神様のように見えたんだ

幸せだった永久とも思える時間
初めての幸せだった
でも幸せは続くはずもなく
優しき彼は村人に殺された


また真っ暗になったの
絶望へと突き落され
化け物は本物の化け物になって
村人を虐殺し歓喜をあげた


血に染まり 誰もいない村で
私は空を見た 真っ暗な空
あの戻らぬ笑顔を思い出し
化け物の私は涙を流す


ハハハ・・・化け物に涙なんてあったんだ?

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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化け物

化け物と呼ばれた少女

姿が人間と違うことから

村人に恐れられ、避けられていく

恐れは人々を狂気へと変え

村人は化け物の少女に暴力を振い出す

しかし、ある男は化け物の彼女に

普通に人間と接し、愛でた

少女にとっては初めての体験で

初めて幸せというものを知る

永遠に続いて欲しい幸せ

だが、運命とは残酷で

彼は少女と繋がっているということが村人にばれ

彼は村人に殺されてしまう

少女は彼の死を知り

絶望に飲み込まれ

本物の化け物へと変貌する

村人を虐殺し血に染まる村で

彼女は真っ暗な空を見上げ、彼を思い出す

頬から落ちる涙

化け物の少女にも涙が流れた


また物語風ですねww
小さな差で人間は避け、蔑む
本当に化け物なのは
そういった人間のほうなのかもしれませんね。
そんな歌です(`・ω・´)

閲覧数:122

投稿日:2011/02/17 03:32:35

文字数:503文字

カテゴリ:歌詞

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