「わがまま」

1A 
濡れた黒い髪 こんがり焼けた肌 懐かしいあの塩素のにおい
プールから帰る子どもたちはみんな お腹空かせて家路急ぐ 午後1時

1B 
夏の思い出浮かんできた 裸足に熱い砂浜
氷が粗いかき氷屋 びしょ濡れの夕立

1S 
子どもはいいなと言ったら 何言ってるのと怒られた
夏休みの宿題が多くて大変みたい
戻りたくなっていたけど 子どもだって楽じゃないよな
大人も子どもも一緒 毎日頑張っている

スイカ、食べようか


2A 
安売りの刺身 ゆで過ぎた枝豆 糖質少なめの発泡酒
昔の話をだらだらとしながら夜更かしして晩酌をする 深夜2時

2B 
昔話はいつも同じ 大雨の修学旅行
回し読みした漫画雑誌 好きだったあの人

2S 
大人はいいなと言われたよ 早く寝なくたっていいから
なるほど確かにそうだよね 大人も憧れられる
大人も捨てたもんじゃないな 昔話、夜更かし、お酒
全部特権なんだから ちゃんと大事にしなくちゃ

S 
夏の日差しが強ければ (ららら) 秋が来てほしいと思うし
夏が去りそうな時は 寂しさを感じるし
僕らは本当にわがままだ ないものねだりばっかりして
もっと大人になっても 何かを羨むだろう


~かな~

1A 
ぬれたくろいかみ こんがりやけたはだ なつかしいあのえんそのにおい
ぷーるからかえる こどもたちはみんな おなかすかせていえじいそぐ ごごいちじ

1B 
なつのおもいで うかんできた はだしにあついすなはま
こおりがあらい かきごおりや びしょぬれのゆうだち

1S 
こどもはいいなといったら なにいってるのとおこられた
なつやすみのしゅくだいが おおくてたいへんみたい
もどりたくなっていたけど こどもだってらくじゃないよな
おとなもこどももいっしょ まいにちがんばっている

すいか、 たべようか


2A 
やすうりのさしみ ゆですぎたえだまめ とうしつすくなめのはっぽうしゅ
むかしのはなしを だらだらとしながら よふかししてばんしゃくをする しんやにじ

2B 
むかしばなしは いつもおなじ おおあめのしゅうがくりょ(こう)
まわしよみした まんがざっし すきだったあのひと

2S 
おとなはいいなといわれたよ はやくねなくたっていいから
なるほどたしかにそうだよね おとなもあこがれられる
おとなもすてたもんじゃないな むかしばなし、よふかし、おさけ
ぜんぶとっけんなんだから ちゃんとだいじにしなくちゃ

S 
なつのひざしがつよければ(ららら) あきがきてほしいとおもうし
なつがさりそうなときは さみしさをかんじるし
ぼくらはほんとにわがままだ ないものねだりばっかりして
もっとおとなになっても なにかをうらやむだろう

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

「わがまま」

Yamabouzuさんの『スローテンポ曲_歌詞募集』に書いた歌詞です。
もう募集は終わっていましたが…

https://piapro.jp/t/yegg

閲覧数:39

投稿日:2024/06/27 11:48:25

文字数:1,158文字

カテゴリ:歌詞

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