我を遠ざく父君の
巷議世説を遠ざけて

只一向に命に沿い
弓引く者を破るのみ


故郷のため故郷に
背を向け火打ち草を薙ぐ


夕陽に向かう秋津らよ
舞わす剣の風に乗り 

便り伝えよまほろばに  
幼き日々の恋しさを   




妻の形見を懐に     
荒ぶる国を服えて    

急ぐ家路の伊吹山    
三重の匂りに力尽く   


あの畳なづく青垣を   
越えれば辿り着けるのに 


故郷を知る白鳥よ    
我が魂を運ばぬか    

想い籠もれる父母の許  
麗し大和まほろばへ

ライセンス

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小碓

日本武尊の物語。
父母への思慕と叶わぬ望郷をテーマに。
和風ですけれど古風には作っておりません。
完全七五調。。。

タイトルの読みは「おうす」
前のページは かなばーじょん。。。

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投稿日:2012/07/20 19:29:03

文字数:249文字

カテゴリ:歌詞

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