零した言葉
何気ない気持ちで
知らずに傷つけていたようだ
呑み込む言葉
伝えたい気持ちを
迷わず届けられていたら
取り戻せない

手遅れの日々
出来るだけもがくけど
掴むための手が震えていた

灰色の空 掠れる光
風向きは向かい風
希望ならまだ捨てていないけど
どうしたらいいか分からないんだ

過ちをまだ過ちと知らない日
等しく罰を与えられる
身に覚えない罪を重ねすぎた
気づいた時には遅すぎた

最初から全部なかったことに
できたなら笑えるかな
胸が痛くて 逃げだしたくて
受け入れずとも息は止まらない

重ねた痛みにも意味があると思っていた
だから堪えてきた いつかの報いのために
時が経つまで気づけなかった
そんなもの幸福を得るに考慮されていないこと

終わってしまえば無意味になる
積み重ねた数々は崩れるだけ
こんなつもりじゃなかった
ただ平和に生きていたいだけだった

灰色の空 落ちていく身体
伸ばした手 掴めない
希望ならずっと捨てられないから
最期の時まで目を見開いているんだ

零した言葉 誰かに向けた歌
そのていのただの独り言だ
響く声なら自分に向けている
もういいよ もうなにもかも遅いから
「やり直せたら」

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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灰空に落ちる

閲覧数:112

投稿日:2022/06/16 22:44:10

文字数:516文字

カテゴリ:歌詞

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