かじかむ手をさすった 白い息を吐いて
暗いこの道を ゆっくり歩いてく
私 一人きり
今も色あせないままに
私の胸の中にあるのは
キミと歩いたこの道を
泣いて帰った日
後もう1年 キミといられたなら
世界はまったく違う色をして
ネオンはきれいに瞬くけれども
私の心は冷え切ったまま
隣を行く車を 無意識に眺め
ぬくもりを求め また家へ向かおう
孤独の住む家
今も ふとした瞬間に
あの思い出がよみがえるんだ
いつも ぬくもりを求めて
冷えた部屋で泣く
あるいはキミとは 出会わなかったなら
世界はまったく違う色して
悲しくなることなかったはずだよ
――なのにね
「それでも、合えてよかった……」
か じかむ てを さすっ た
しろ い いき を はいて
く ら い こ の みちを
ゆっ くり あるいてく
わた し ひとりきり
いまも いろあせないままに
わた し の むねのなかにあるのは
きみと あるいたこのみちを
ない て かえったひ
あともういちねん き み といられたなら
せかいはまったく ち がういろして
ねおんはきれいに またたくけれども
わたしのこころは ひえきったまま
と なりを ゆく くるま を
むい し きに ながめ
ぬ く も り を もとめ
また いえ へむかおう
こどく のすむいえ
いまも ふとしたしゅんかんに
あの お も いでがよみがえるんだ
いつも ぬくもりをもとめて
ひえ た へやでなく
あるいはきみとは で あ わなかったなら
せかいはまったく ち がういろして
かなしくなること なかったはずだよ
なのにねそれでも あえてよかった
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