夢を見ていたの いつか私が
特別な何かになれるとか
誰かが私一人だけを
ずっと愛してくれるとか
立ち止まったら追いつけない
休憩なんか論外なんだって
ねえ白馬の王子様がいるなら
失敗しても許される国に連れて行ってよ
大切なものなんだっけ
苦し紛れ叫んだって
実感なんてとっくになくなっちゃってるの
努力すれば叶うって
魅力的でもなんでもないよ
子供騙しに縋れるほど強くない もう
俯いて 泣いた
不確かな帰り道
わるい夢を見たの みんながみんな
いちばんになれるとか
全員せーのでお姫様
なんて悲しいおゆうぎ会
寄り道する余裕なんかない
取り零したら諦めるんだって
ねえ王子様じゃなくていいから
特別じゃなくても生きていいって言ってよ
信じられる道が
何一つない世界じゃ
こんなにも狭くて息苦しいね
呼吸求めて踠いて
切り拓くしかないよ
そのためには武器を持たなきゃ
そう だから 歩き出す
絡まる髪ほどいて
どうしたって幼くて
物足りなくてもどかしい
背伸びくらいじゃ届かないけど
どうしようもないじゃん もう
だってこんなに焦がれてるの
醒めたってまた新しい夢をみるから
大丈夫 走っていける
確かな未来へ
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