どれだけのビルと塔が
空へと伸びているのだろう
どれだけの煙突が
空へと伸びて煙を吐くのか

濁る空気と水色
海に残る過去の面影は
ずっと底に沈んだ儘の
遠い記憶

蒼空が見えていた丘は
僕等の前から姿を消していた

この世界は広い筈なのに
澄んだ蒼い空が少ないのは何故?
絹のような雲も白い雄大雲も消え
灰色の積乱雲へと変わり果てる

後悔しか残らない
酸性の雨が降り頻るのに

それでも願うのが僕等
人々から潰えてしまった希望を集める
いつか還せるようにと

この空に
あの日の蒼を取り戻そうと

この世界は広くて尊い
澄んだ蒼い空がどこかできっと待っている
絹のような雲が 白い雄大雲が消え
灰色の積乱雲へと変わり果てても
それでも僕等が還し続ける希望に
どうか触れてください

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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アオゾラノキエタマチ

閲覧数:47

投稿日:2013/10/30 03:35:30

文字数:341文字

カテゴリ:歌詞

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