(A)
触れて壊れてしまわぬようにと
大事に棚にしまわれた
愛されたいのにガラスの心
ただの愛眼用でした

たまには息を吐きかけて
曇ってあなたの顔が見えないわ
そんなわがまま疲れちゃう?
ならいっそその手で落としてよ


(B)
使われて傷が増えていく
純情そうなあの娘見て
「人は見かけによらないものね」と
皮肉な私は棚の奥


(サビ)
激しくてもいい あなたの指紋(しるし)残してよ
壊れそうになる ギリギリを見極めて
どうすればいいの? どうしたら触れてくれる?
自分に爪を立てる 少し紅くなりすぐ消えた・・・


(A)
月明かりに晒してみても
水に深く沈めてみても
グラスに映るあなたの顔は
どこか寂しさを孕んでいた


(B)
私じゃ代わりになれないの?
思い出はどこか捨ててきて
「きっと私が忘れさせるから」と
今日の私は棚の外


(サビ)
激しくなるほど あなたの指紋(しるし)増えていく
このまま心身 粉々になるまで
どうすればいいの? どうしたら消えてくれる?
あなたの瞳に映る 私じゃない他の誰か・・・


(C)
やっぱりやめておけば良かった
なんて今さら? ご愁傷様
長い爪立て 心、引っかいて
耳障りな不協和音(ノイズ)を響かす…


(サビ)
激しくてもいい あなたの指紋(しるし)消えるなら
壊れてしまえば フラフラと彷徨える亡者
割れた破片で 指を切ったあなた
床に広がる花を見て 薄く微笑んだ…




ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

グラス

なんか、いきおいで書きました。
これに合う、素敵な曲を誰か作ってください!

閲覧数:118

投稿日:2010/06/18 02:45:17

文字数:623文字

カテゴリ:歌詞

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