この世界と違う未来へと繋がるドアは
どこにあるの？
キミへのメッセージが高く夕空に消えてっちゃう

はじめて出会ったあの日あの時から
街の色さえ変わったよ
それでもキミとの距離はずっと遠くて
近づけないままだけど

ぴたり重なってるつもり二人のスペクトル
でもそれは単純な憧れっていうか
勝手勝手勝手なフィクション止まらない

この世界と違う未来へと繋がるドアが
あったらいいのになんて
投げ捨てた感情は計算し尽くした放物線を外れて
ノートの隅っこで跳ね返って戻ってくる

キミ以外の誰がこの心を奪うっていうの？
なんてね
一方的につぶやいてはまた打ち消してる
空があかね色に染まってく

見えない見えないキミとの糸をたぐり寄せて
何にもないなってガッカリして
それでもこの想いが今日を
彩ってくれてる気がするんだ

頭のなかの楽園レプリカヘブン
きっとそれはただのイミテーションで
だから自分自分自分だけのストーリー
理想だけがふくらんで笑っちゃう

でもこの世界と違う未来へと繋がるドアなんて
存在しないって
あきらめた願望は風に舞い上がるシャボン玉になって
アスファルトの白線を越え視界から消えてゆく

キミ以外の誰がこの心を奪うっていうの？
なんてね
ひとりポツリつぶやいた今日もそれが結論
空がすみれ色に暮れてゆく

ここじゃないどこか遠くへ
飛んでいけたらと願っては
思い描いてしまう
そんな夢叶える呪文なんてないけどね

この世界と違う未来へと繋がるドアが
あったらいいのになんて
投げ捨てた感情は計算し尽くした放物線を外れて
ノートの隅っこで跳ね返って戻ってくる

キミ以外の誰がこの心を奪うっていうの？
なんてね
一方的につぶやいてはまた打ち消してる
空があかね色に染まってく

ドアはどこにあるの？
夕空が溶けてゆく