「月の破片」
さざめく波と音が
足跡 攫ってゆく
過ぎ去りし刻(とき)の様に
空しい鼓動だけが感じる僕の全て
もう二度と重ならない音
君に触れた指先
悲しいまでの仮染(うそ)と
何もかもに熱を宿した
景色が色褪せても
鮮やかに残るのは
記憶の中微笑む面影
馳せる想い 赦されぬ夢 月の破片(かけら)
水面に浮かんで また ひとつ 消えて
寄せてかえす波間漂う
温もりが遠ざかる
揺らぎ堕ちてく幻(ゆめ)
朽ちる徒花(あだばな)
降りゆく 夜の帷幕(とばり)
冷たい 月の光
目が眩む美しさに
欠けてく月は僕を
静かに狂わせては
残酷に照らす輪郭
崩れ去る砂の城
さらさらと音を立て
指の隙間零れ落ちてく
抗えない楔(くさび)の
優しい君の声が
甘美く(あまく)心を占めつけるから
焦がす想い 叶わない夢 月の破片(かけら)
滲んだ涙で何も見えなくて
痛みだけが真実ならば
それさえ求めている
やがて針の様に
僕を突き刺す
胸に空いた痛みを埋めて 月の破片(かけら)
水面に浮かんで また ひとつ 消えて
寄せてかえす波間はまるで
泡沫の夢だから
揺らぎ堕ちてく幻(ゆめ)
朽ちる徒花(あだばな)
月の破片
投稿用です
http://piapro.jp/t/H84i
採用いただきました。ありがとうございます。
コメント1
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ご意見・ご感想
ILU
使わせてもらいました
素敵な歌詞をありがとうございました。
2013/10/18 17:59:58