(A)
虹が好きだった
ここらで一番 高い丘から みえる虹が 好きだった

君が好きだった
隣で虹みて はしゃぐ君から こぼれる笑顔が 好きだった


(B)
雨は嫌いだけど
君が好きな虹を

作ってくれる雨なら 好きになれた


(サビ)
あてもなくあの丘に 独り向かうけど 君はいない

あの丘にカナシミと ヌクモリ残して 君は去った

雨は止まなかった


(A)
ギターを抱えて
ラブソングなんて歌ってみるけど錆びた弦は 変わらずに


(B)
肩にかかる髪を
なでてやる役目を

どこの誰かも知らない奴が…泣けてしまう


(サビ)
僕が涙を流し まぶたをはらして 虹をつくる

そうすればあの丘に 君が走って 来てくれるかな

涙は枯れていた


(C)
街が雨に濡れている
君もこの街のどこかで この僕とおんなじように
愛した記憶をたどって 頬を濡らしているのかなぁ？


(サビ)
時が涙を枯らし 君を忘れさせ 道をつくる

その先に待つ景色 転びながらも 見てみたいんだよ

雨のち晴れのち虹

虹は微笑んでる