水面(みなも)に写る紫陽花が
  悲しげに色を変えてく
  ひとつ遅れてた風物詩
  ひとりなにを思うのか


  今ときを止めよとこの時雨
  それを止めようとしてる氷雨
  無駄な争いはよしておくれ
  明鏡止水(めいきょうしすい)


  
  寂しかよからず露に濡れ
  きれいな花の蜜集めて
  一足速いが蝉時雨(せみしぐれ)
  揺れる濡れる消える時代

  気が荒れてるのかこの白雨(はくう)
  きれいな花の露集めて
  落ち着け乱れをなおしていけ
  続く四季の雨の喧嘩


  水面に写る段菊(だんぎく)が
  悲しげに悩みを告げる
  なぜそんなに哀れを見る
  ひとり何を思うのか

  今ときを止めよとこの時雨 
  それを止めようと篠突く雨(しのつくあめ)
  無駄な争いはよしておくれ
  泰然自若(たいぜんじじゃく)

  悲しみよからず露に濡れ
  きれいな花に愛を込めて
  一足遅いが虫時雨(むししぐれ)
  揺れる濡れる変わる時代

  機嫌がいいのか日照雨(そばえ)かな
  きれいな花に愛を与え
  落ち着け乱れを取り戻せ
  続く四季の雨の歌が



  続く続く雨の宴から
  照らす照らすお日様
  続く続く雨の宴から 
  照らす照らす日のひかちたち・・・。

  嗚呼嬉かよからず露に濡れ
  きれいな花に蜜与えて
  一足遅いが日の光
  揺れる光る露が見える

  喜び分け与えと宴 
  きれいな花に露与え
  一足速いが日の光
  いつか逃げる四季の雨が


 


  
 

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

雨の宴

閲覧数:131

投稿日:2012/09/11 17:32:08

文字数:673文字

カテゴリ:歌詞

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