「ネル?」
カイトが呟きながら横を向く。
・・・ネルはすでに左半身が大破していた。
ミクは地へと崩れ落ちる。
視界の果てにテトがハクの手を振り切って走ってくるのが見えた。
音は・・・・無い。
不意に全員のヘッドフォンに声が響く。
<みん・・・な・・・・・ゴメン。
・・・・・・あり・・・・が・・・と・・・>
掠れた声だった。
直後、機能停止を告げる無機質な声が響く。
砂埃が晴れると、そこには絶望があった。
─────mst09。
そう呼ばれるのは、かつて『世界最強』の称号を持っていた、殺戮兵器。
それが今、ミク達の眼前にある。
すっとデルが前に進む。
「何してるの!?戻りなさい!!」
メイコが狂ったように叫ぶ。
「・・・いいんだ。」
デルは静かに呟いた。
「俺達は・・・こういう運命なんだよ。」
「待て・・・待ってくれよ!!また・・・俺らを置いてくつもりか?」
カイトは俯きながら言う。
「ああ・・・すまん。」
「みんなでやれば・・・きっと・・・」
ミクの声は震えていた。
「・・・無理だ。あいつの装甲は厚すぎる。
俺でも・・・出来るかどうか・・・分からないんだ。」
デルは静かに掌を合わせた。
「待って・・・デル!!」
メイコがフラフラと歩を進める。
だが、伸ばした手は突然現れた半透明の壁に阻まれる。
「・・・すみません。」
後ろから声が聞こえる。
「ハク・・・姉・・・?・・・どうして?」
リンがハクに縋り付く。
「行かせてよ・・・ねえ・・・わたしらも戦うから!!」
ハクはすぅっと息を吸うと大声を張り上げた。
『最後に・・・最後に私の我が儘を訊いて下さい・・・
生きて!!・・・最後まで・・・生き延びて下さい!!』
ハクの身体には青白い電流がパチパチと行き交っていた。
「ハクさん!!危険です!そんなに出力を上げたら・・・身体が持ちません!!」
テトが悲痛な叫びを上げる。
その瞬間・・・
結界の向こう側で青白い閃光が炸裂する。
凄まじい爆風のあと、静かに結界が解ける。
そっと倒れ込むハクの身体はもう動くことはなかった。
砂埃の中、9人はただ立ちつくす他は・・・・・・無い。
続く
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そんな歌が正しいなんて馬鹿げてるよな。
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「それが嫌だから」っていうエゴなんです。
他人が生きてもどうでもよくて
誰かを嫌うこともファッションで
それでも「平和に生きよう」
なんて素敵...命に嫌われている。

kurogaki
フェルメールにはなれないよ
フェルメールにはなれないよ 青の似合う子が好きなんでしょ
私モノクロの服ばかり つい選んじゃうタイプなんだよね
いつか挑戦してみたいけど 今はまだ止めとこうかな
ちょっとずつ分かってきた 美術マニアの彼が
何を気にしてるのか
それはきっと前から好きな あの絵のモデルみたい...フェルメールにはなれないよ

のおびす
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ご意見・ご感想
d4043
ご意見・ご感想
dです。読ませていただきました!
かなり先まで書かれている長編ですので、今回はここまでの分の感想を書きたいと思います。
まずキャラクターの数が相当に多いですね。
ですが、それぞれの台詞などは特徴を掴んでいて違和感無く読めます。各キャラのファンならば、登場シーンの少なさに泣く所ですが、私の場合は重度のミクスキーなので問題ありません! 主役だけあってミクの出番は多いですからね。
台詞に関しては、私もよくよく使い分けが出来なくて。少しは見習いたいところです。
今更のアドバイスですが、戦闘パートはもう少し変化を付けると良かったかもしれません。C型とA型とで、似たような感じになってしまっていたので。A型は少しは手強いぞと印象付ける場面が欲しかったかもです。今後の参考になれば幸いです。
気にしておられた「あれっ」な部分。今のところ特に変なところは見受けられませんでしたよ。なかなか奥深いストーリーですのでこれから先も楽しみしております。
このような場で恐縮ですが。私の作品へのコメントもありがとうございます。長編化は未定ですが、色々と面白いアイディアが閃きましたので。形になれば、その時はお願いします。
ではまた。
2010/04/08 23:23:46
Hete
ああ・・・
戦闘パートですか・・・・
すべて終わったら改めて少し改変しようと思います。
キャラクターの登場頻度は・・・何しろ人が多いもので;
読んでいただき、ありがとうございます。
2010/04/09 05:35:02
Hete
ご意見・ご感想
読んで頂きありがとうございます。
そうですね・・・・
書いていると、
「此処は説明がいるのではないか?」
とか
「此処は説明しない方がいいのではないか?」
そんなことを考えてしまうんです。
それで、色々迷った結果こんな感じになってしまって・・・
自分の思ってる情景をそのまま文章にするのはやっぱり難しいですね・・・
では、これからは説明・補足を付け足しながら書いていこうと思います。
読者様の感じる情景は1人1人違うと思います。
私はそれでもいいと考えています。
私は、読者様1人1人に違った解釈で話を進めてもらった方が、楽しいと思うのです。
2009/11/03 07:14:54