無邪気 懐かしい記憶
 でも表した言葉には 少しの蔑み混じり
 
 答えない口 知らないふりをした
 悲しそうに君は言う
 「どうしたの?」
 
 泣くべきか 泣かぬべきか
 心正しい反応で視てる
 
 無意識に思い出す
 過去を羞じて蓋をした
 彼らたちはそれに答える
 逃げ道はもうないね
 
 記憶に関わる言葉
 「R」「e」に 引っ張られてる
 悪い気はしないけれど
 あの頃に戻る事は出来ないね
 
 
 無邪気 懐かしい記憶
 でも表した言葉には 少しの蔑み混じり
 
 答えない嘘 知らないふりをした
 不思議そうに君は見る
 「どうしたの?」
 
 泣くべきか 泣かぬべきか
 なぜか涙は流れていた



「誰しもが【あの頃】に焦がれるものでしょ?」
「それは人によってカタチは違うものだけど」
「そこに、昔になかったひとつの理想のカタチがあったのは、間違いないよ」

「けれど、人はそれを失ったと言う」
「時間という経過の中で」
「あったような気がするものが感じ取れなくなって」

「だけど、それを羞じる事なんてない」
「成長とは理解であり、現実に馴染んでいくということ」
「忘れているだけのことが、無くなってしまうことなんてない」

「はじめから弱かった心の、飾りが取れただけ」

「だから憶えていてほしい」

「最後まであり続ける、あなたの【あの頃】を」

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

R:e


ピアプロでの活動第1詩目。

前半は歌詞 後半は詩 となっております。

今を生きている以上、懐かしい【あの頃】が誰にでもあったはずです。
些細なこと、忘れてしまいそうな程「当たり前」だったことは
現実を理解していくからこそ、大切なのではないでしょうか。

【 04/07:歌詞修正 】

閲覧数:78

投稿日:2009/04/07 09:57:31

文字数:590文字

カテゴリ:その他

オススメ作品

クリップボードにコピーしました