20XX年 年末
KAITO「そんなの、納得行かないから!」
MEIKO「うっさいわね、バカイト。少しは落ち着きなさいよ」
KAITO「でも、めーちゃん。これが落ち着いていられる?」
ミク「良いってば、お兄ちゃん。私はもう納得してるんだから」
MEIKO「張本人のミクが納得してるんだから、私達がとやかく言う事じゃないでしょ?」
KAITO「だけど、マスターの作品の出来もミクの歌い方も最高なんだよ?あの放送局のプロデューサーさんも『今年は行けるかも』って行ってたのに。それなのに、このスポーツ新聞のコメントの『ウチの番組の賞は伝統のある物だから、作り物―VOCALOID-は出せれない』って、納得行かないから!」
レン「ミク姉のCDの方がよっぽど売れてる歌手もいるのにな」
リン「うん、お姉ちゃんの方が上手いのにねー」
レン「案外さ、『機械』のオレ達に抜かれるのが怖いのかもしんないね」
ミク「そういう事じゃないと思うの。私の歌なんて、まだまだだし。それに別に私は出なくても平気だよ?元々、最初から選ばれるなんて思ってないもん」
リン「そんな事無いよ!ミク姉、いっぱい売れてたし、テレビにもいっぱい出てたもん!」
KAITO「……やっぱり、TV局に抗議して来るよ」
MEIKO「だーから。落ち着け、この馬鹿☆」(ゴスッ)
KAITO「めーちゃん、いきなりグーは痛いよ~」
ミク「大丈夫?お兄ちゃん」
MEIKO「アンタがあんまり馬鹿で分からんちんな事言うからよ」
KAITO「あう?」
MEIKO「そんなの、一番辛いのは張本人のマスターとミクに決まってんでしょ。その本人達が良いって諦めてるんだから、アンタがとやかく騒ぐ事じゃないでしょ。それに、アンタは騒いでTV局に殴りこむだけだから良いわよ。そんな事して、後でミクがどうなると思ってるの?それこそ、週刊誌やワイドショーに『初音ミク、兄を使っての売名行為』だの『自己アピール?そんなに出たいのか』とか好き放題書かれるのよ?!そんなスキャンダルの時点であのTV局的にはアウトよ。それに、確実に決定下したTV局のお偉いさんには目付けられるだろうし。アンタ、自分の可愛い妹分がそんな好奇の目にさらされたり、ましてや、あのTV局から仕事干されても良いと思ってるの?」
KAITO「あんな分からず屋のTV局には用は無い!それより、ミクのプライド傷つけられた方が問題だ」
ミク「いや、私は別に……」
レン「そうは言っても、あのTV局の仕事、結構デカいんですけどー」
リン「アタシ達にも時々、回って来るよねー」
KAITO「そうだけど~。ミクはそれで本当に納得してるの?」
ミク「うん、仕方無いよ。やっぱり、皆で今まで頑張って作り上げて来た物を壊されたくないって気持ちも何となく分かるもの。そこが人間だけの居場所で、私がその中に入ると邪魔だって思ってる人がいるんだったら、仕方が無い事だよね、多分」
KAITO「だけど、俺達にだって、心や気持ちはあるんだよ?それを全部否定されたかの様なこんな選ばれ方して。本当に納得行くの?」
レン「そうだよ!VOCALOIDは凄いんだって、アンタらが『作り物だ』って、馬鹿にした奴らはこんなに凄いんだって、人間にだって負けてないんだって所見せてやろうじゃん。な?ミク姉」
ミク「……あう」
MEIKO「アンタ達ねぇ!ミクが我慢してんのに……」
がくぽ「まあまあ、MEIKO殿もKAITO殿もレン殿も落ち着くで御座る。それで、ミク殿。ミク殿はどうなるのが一番望ましいと思っているで御座るか?拙者達、その様に動くで御座るよ」
ミク「……私は、皆と一緒が良い」
リン「ふぇ?」
KAITO「ミク?」
ミク「そんな選ばれなかった賞とかどうでも良いよ。それよりも、私の為に本気で怒ってくれたお兄ちゃんやレン君やリンちゃん。心配してくれてるお姉ちゃんやがくぽさんやマスターと一緒に年越し出来るんだから、それだけで嬉しいよ」
MEIKO「ミク……、アンタって子は。嬉しい事言ってくれちゃうんだから」
リン「ミク姉」
ミク「ね?皆でおコタ入ってミカンとかお蕎麦食べようね。あ、お兄ちゃん。私のお蕎麦、ネギ多めにしてね♪」
KAITO「……。分かった、丼一杯に刻んどいてあげるよ……」
大晦日当日―。
ミク「はれ?皆、何処行っちゃったんだろ?そろそろ、除夜の鐘始まっちゃうのに」
KAITO「-そこのお嬢さん」
ミク「お兄ちゃん?どうしたの?皆は?」
KAITO「あー、皆はちょっと。それより、良かったら、俺と一緒に出掛けないか?」
ミク「?今から?初詣なら、明日、皆で行くよね?」
KAITO「良いから、おいで」
ミク「???」
KAITO「……ゴメン、遅くなった!」
MEIKO「このバカイト!もう少しで始める所だったわよ」
ミク「???」
司会『たった今、KAITOさんに連れられて、初音ミクさんが到着しました!これで、主役が全員揃いましたね。マスターさんもスタンバイOKですね?それでは、歌って戴きましょう!曲名は……』
ミク「……へ?」
KAITO「あのTV局が歌わせてくれないってのなら、他の局の裏番組にお願いしちゃおって、ね」
がくぽ「KAITO殿の提案で、MEIKO殿が局の偉い人に頭を下げてくれたので御座るよ」
MEIKO「これでもミクに隠すの、大変だったのよ?」
KAITO「ミクがさ、一緒にいたいって言ってくれたの、嬉しかったから……」
ミク「お兄ちゃん……、お姉ちゃん」
リン「アタシ達は何も出来なかったけど、今日、一生懸命、ミク姉と一緒に歌うね♪」
レン「ほらほら、主役の一人が泣いてる暇無いんじゃないの?」
ミク「うん!」
―その翌年のスポーツ新聞には、その前年の年末、あるTV局の放送した生放送が他のTV局を一時的に押さえ、瞬間視聴率1位になったとの見出しが躍ったのだった―
年の暮れ
昨日だか一昨日だか発表された、某放送局の今年の年末の面子に、我らが歌姫の名前が無くて、後、折角、ピアプロに登録してて、尚且つ、自称・文字書きのくせに、テキスト(0)に、ついカッとなってやりました。今は反省してます。
また、文中にある特定の放送局めいたTV局が出て来ますが、フィクションなので実在しません(紅○とか、レ●大とか関係ありませんってば!本当です!第一、私、年末は必ず、●白な位、紅○好きですし。滝汗)
ヤバそうだったら、折り見て、自分のブログにでも引っ込めます……。後、がくぽさんの「御座る」と「拙者」もすみませんwww
それにしても、大晦日に投稿すれば良い物をまだまだこんな時期外れですみませんwww
後、説明文が全く無くて、分かりづらくですみません。
PCの方は、結局、リカバリ掛けざる得ない事態になってしまい、兄さんが多少記憶喪失になって戻って来た以外は、元通りとはいかないまでも大丈夫な状態になりました。有り難う御座いました。みんな、某更新ソフト入れる時はUSBに注意だ!
所で、ボカロとPさんとか共演の紅○歌合戦会場はどちらでしょうか?
コメント2
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■ BPM: 72 (ゆったりとした、水中を漂うような流動的なテンポ)
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Kerororo
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■ BPM: 90 (極めて重く、引き摺るようなローテンポ)
■ 楽器: 歪ん...『負数潜行』 (ふすうせんこう / Fusuu Senkou)

Kerororo
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ご意見・ご感想
spicanyoo
ご意見・ご感想
あれれ?返信投稿したと思ってたのですが、どうやら送信ボタンを押し忘れてたか何かした様で、返信が大変おくれてしまい申し訳ありません!(今日気付いて真っ青になりました。本当にすみません!)
いえいえ、晴れ猫様がいつも投稿なさっている素敵小説と比べたら(そもそも、比べるのも失礼)ごみ屑の様な物ですが、「ミクちゃん好き~、兄さん好き、ボカロ兄弟好き」という勢いで書いたので、そういって戴けると幸いですv
ブログのコメントの件も許可戴き有り難う御座います♪また今度、遊びに行かせて戴きますね♪
2008/12/03 22:00:42
晴れ猫
ご意見・ご感想
ども、晴れ猫です!
こちらでは初小説ですね~。
兄妹愛溢れた感じがステキです。
特に妹思いの兄さんがカッコいい・・・
愛で溢れた文章、ありがとうございました!w
あ、ブログの方ですが好きなだけコメントしてやってください!
僕以外にも色々いますけど皆喜びますんで。
2008/11/30 23:09:42