生きてゆくのに心は

作詞曲/Δ



白んでゆく空 耳に刺さる音 繰り返す 臆病な僕はまた数えている
終わりがあるのなら抜け出したい 投げ出したいなんて
部屋の隅 吹きだまった黒 見つめてる僕の目はまた色映していく
差し込んだ光から逃げるようにまた潜り込んでゆく

生温い温度 響くあどけない声に 夏の訪れを知る

わかんないや 何が苦しいのかも 吐きそうなのは夏のせいか
何気なくなぞった本の一節 生きてゆくのに心は要るのですか


気付いたらまた 帳は落ちて 目を閉じることも億劫で眺めた天井
描いた線状に立った君 追いかける 届かない
考えるのはやめにしたんだもう 夜毎書き足した物語の行方
約束なんて呪いが僕を動かしてんだ まだ
あーあ

未来なんてさ わからないから楽しいんだろう “健常者”の歌
なんとなく流したラジオに耳をやられて また深い夜に落ちていく

わかんないや 何が楽しいのかも 吐きそうなのは誰のせいだ?
意味もなくなぞった思い出の数 失くしたものの数
このまま息を止めてしまったら ずっと子どものままで奪われずに済むのかな
なんて都合のいい妄想 遠く鳥は鳴いた


白んでゆく空 耳に刺さる音 繰り返す 愛した不快感よ
生温い温度 響くあどけない声 夏 風 青 夢
わかんないや 何が苦しいのかも 吐きそうなのは夏のせいだ
意味もなくなぞった本の一節 生きてゆくのに心は
要るのですか 在るのですか 在るのならそれはどこに在るのですか
ねえ もう何も望まないから 教えてよ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

生きてゆくのに心は 歌詞

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投稿日:2019/08/10 22:23:15

文字数:703文字

カテゴリ:歌詞

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