(1Aメロ)
宵闇照らす月影がひらり散らす粉雪
落としたリング拾い上げ不意に触れた指先で
見飽きたモノクロの日常(けしき)キラリ急に色づき
悴み朽ち果てた心を潤す
「冬は嫌い」と呟きふわり繋ぐその手を
そっと握り返し口づけをした夜
知らぬはずの残り香 淡く甘く包まれて
何処かに懐かしさ憶えた
(Bメロ)
同じ傷痕重ねるように幾度となくこの身委ね合い
錆び付いた秒針は再び歩み出す
(1サビ)
君の中堕ちる度溢れる微笑みに
忘れてた愛しさが僕を呼び覚まし
独りでは届かないと諦めていた夢も
「二人分け合えば叶えられる」そう…信じてたんだ
(2Aメロ)
幾年の雪を解かしてともに刻む季節は
永遠だと疑いもせずにいたけど
やがて少しずつ増えていくすれ違い
もどかしさが心蝕む
(2Bメロ)
翳る君の横顔 静寂に苛まれて
感触(ぬくもり)求め合う 目を逸らすように
言葉裏腹通わぬ想い
落ちる涙は僕に呼び掛けていた
「時はもう戻せない」と…
(Cメロ)
「離別(サヨナラ)」告げる着信音(おと)
ただ静かに眠る君 寄り添いきれずごめんね…
(ラスサビ)
君がくれた日々持て余し独りの部屋の中
差し込んだ木漏れ陽はもう眩しすぎて…
誰かまた愛する度この罪重ねるなら
全て凍てつかせ僕ごと消し去ってよ
雪解けとともに…
=========(譜割り)=========
(1Aメロ)
よいやみてらすつきかげが ひらり ちらす こなゆき
おとしたリングひろいあげ ふいに ふれた ゆびさきで
みあきたモノクロのけしき キラリ きゅうに いろづき
かじかみくちはてたこころ をうーるおす
ふゆはきらい と つぶやき ふわり つなぐ そのてを
そっとにぎりかえしくちづけをした よーるー
しらぬはず の のこりが あわく あまく つつまれて
どこかに なつか しさおぼえーた
(1Bメロ)
おなじー きずあとかさねるよに いくどとなく このみゆだね あい
さび ついたびょうしんはふたたびあゆ(み)だす
(1サビ)
きみの なか おちるたびあふれるほほえみに
わすれー てたー いとしさが ぼくをよびさまし
ひとり では とどかないと あきらめていたゆめも
ふたりー わけあえば かなえられるそう しんじてたんだ
(2Aメロ)
いーくとせのゆきをとかして ともに きざむ きせつは
えいえんだと うたがいもせずにいた けーどー
やがて すこしずつふえていくすれちがい
もどかし さがこ ころむしばーむ
(2Bメロ)
かげるーきみのよこ がお せいじゃくにさいなまれて
ぬくもり も とめあう めをそらすよに
こーとば うらはら かよわぬおもい
おちるなみだはぼくによびかけー てた
ときはー もうー もどせなー いとー
(Cメロ)
サーヨナラ つげるおと
ただしずかにねむるきみ よりそいきれずー ごめーんねー
(ラスサビ)
きみがくれた ひび もてあましひとりのへやのなか
さしこ んだ こもれびはもうまぶしすぎて
だれか また あいするたび このつみかさねるなら
すべて いてつかせ ぼくごとけしさってよ
ゆきどけとともに
ギルティスノウ
つくし様の歌詞募集曲
https://piapro.jp/t/cZ78
に投稿させていただいた作品です。
・心に傷を抱えた者同士の出会い
・ともに過ごした幸せな日々
・すれ違いにより知らず知らず傷つけた結果、自ら旅立った恋人への離愁
・彼女を守り切ることのできなかったことへの罪悪感
というストーリーで書かせていただきました。
どうぞ宜しくお願い致します。
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