言の葉―ことのは―

A)
古きを廃し 新しきを称え
失われ逝く 美しき言の葉
時代の流れ 身を委ね流され
消え逝く私 終(つい)乗せる言の葉

B)
去神(さじん) 音無(おとなし) (て)手舞う サラサラと
歌神(かじん) 音揺(おとゆれ) (て)手舞う ユラユラと・・・

S)
乱れて踊れ 三美歌(さんびか)は雪月花
白く 円く 咲いて 届けたい想い
見上げてハラリ・・・ 緑落とす葉桜
移る 変わる 消える 懐かしき記憶・・・

A)
澄みし蒼天 深き緑の山
霞んで逝く 美しき光景
時代は流れ 重く光る塔に
華やぐ人は 偽りに溺るる

B)
腐人(ふじん) 誇美(こび)にて 夜舞う ヒラヒラと
古人(こじん) 古美(こび)にて 世迷う シズシズと・・・ 

S)
違(たが)えて見惚れ 狂いて咎を知らず
廃し 灰し 消して 消えぬ痕深き
見下ろしホロリ・・・ 泪落とす星々
墜ちて 堕ちて 伝う それぞれの輝(ひか)り・・・

C)
月ノマタタキ
火ノキラメキ
水ノユラメキ
木ノザワメキ
金ノカガヤキ
土ノササヤキ
ソシテ 日ハ ハカナキ・・・

S静音)
忘れ去られて 見聞を表せず
今は 遠く 過去の 古き言の葉を
呟きポツリ・・・ 嘆(な)き 言(ごと)の端(は)に乗せて・・・

S)
乱れて踊れ 三美歌は雪月花
白く 円く 咲いて 届けたい想い
見上げてハラリ・・・ 緑落とす葉桜
移る 変わる 消える 懐かしき記憶・・・
けれど 忘れ えぬと 刻む言の葉に・・・

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

言の葉―ことのは―

これは以前書いた歌詞のCメロから新たに書き起こした作品です。
TVなどで「正しい日本語・美しい言葉が失われつつある」
というのを見て、そんな気持ちを稚拙ながら歌詞にしてみました。
自分自身、そんなに語彙多くはないですが・・・orz

和の美しさが自分の拙作で少しでも伝われば幸いに思います(^-^)

閲覧数:110

投稿日:2009/08/11 03:16:55

文字数:647文字

カテゴリ:歌詞

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