海辺の風に吹かれて
波飛沫(なみしぶき)たちは踊る
一輪挿しのひまわり
窓辺に映る

二人で通った店も
君の帰りを待つように
思い出のせたレコードは
寂しく歌う

いまでもずっと君のこと
心の中 消えぬまま

夏陰 永遠(とわ)のシンフォニー
懐かしげなメロディー
記憶の中に 君を描いて 想う
青(あお)と碧(あお)の狭間に
どれだけ目を凝らしても
君だけは 君だけは
あの夏の 陽炎(かげろう)


線香花火のように
揺れる命の灯火
あの日の僕は未来なんて
わからなかった

ねえ君はなぜ笑えたの?
心の奥 突き刺さる

夏の夜空 きらめく
あの日君と見た花火
刹那の中に 僕は悲しく笑う
地球(ほし)と星の彼方に
どれだけ距離があっても
僕だけは 僕だけは
見つけ出す きっと


秋が来て春が来て
何度目かの夏を
迎えて僕は君とまた会うだろう

夏の終わりのダイアリー
君と過ごした メモリー
あの日々は あの日々は
忘れない ずっと


〈ひらがな歌詞〉

うみべのかぜにふかれて
なみしぶきたちはおどる
いちりんざしのひまわり
まどべにうつる

ふたりでかよったみせも
きみのかえりをまつように
おもいでのせたれこーどは
さびしくうたう

いまでもずっと きみのこと
こころのなか きえぬまま

なつかげ とわのしんふぉにー
なつかしげなめろでぃー
きおくのなかに きみをえがいて おもう
あおとあおのはざまに
どれだけめをこらしても
きみだけは きみだけは
あのなつの かげろう


せんこうはなびのように
ゆれるいのちのともしび
あのひのぼくはみらいなんて
わからなかった

ねえきみはなぜわらえたの
こころのおく つきささる

なつのよぞら きらめく
あのひ きみとみた はなび
せつなのなかに ぼくはかなしく わらう
ほしとほしのかなたに
どれだけきょりがあっても
ぼくだけは ぼくだけは
みつけだす きっと


あきがきて はるがきて
なんどめかの なつを
むかえてぼくはきみとまたあうだろう

なつのおわりのだいありー
きみとすごしためもりー
あのひびは あのひびは
わすれない ずっと

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

あの夏(応募歌詞)

初めて投稿させていただきます!

素敵な楽曲だったので、作詞にチャレンジさせていただきました。

ぜひ、ご検討お願いします!

閲覧数:289

投稿日:2023/09/18 11:17:51

文字数:908文字

カテゴリ:歌詞

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