新しい風が夜になびく
明け方までもう少し
日付は変わった世界の
変遷を眺めていた
肩を震わせて
見た雪よりも
新鮮な感動を
君もいれば完璧なのに
黒い夢から醒めた
無邪気な運命に
何を賭けて捧げて
今ここにいるんだろう
星空ごと喰らい尽くした
破壊の混沌からの朝焼け
何も無くなり空ろな
腐敗した場面を予期した
けれど、平らになりすぎた
世界に美しさが残る
足りなすぎたら
それはそれで、
それはそれは、
満たされていた
歪な滑稽な世界が
影を作り静かに起き出す
新たな時を刻み
不変したかった泡沫は
途切れて弾けた
代償として融けた
終わりを悼む人知らず
新しい世界を向かえる
鎮魂歌に似た目覚めの詩
響かせた不透明なオト
いつだって世界は無表情で
何かを見下ろしてる
この地上にカミサマか
シニガミでもいるのかな
星空が消え始めた
新たな世界が拓く
凪ぎきった空気が
微かに流れていく
舌足らずな口遊みを
項垂れた陰に
光が侵食を始める
終わりきったはずの
シナリオに文字が記されていく
黒い夢が人を奪い
助け守るように融ける
解けた無垢な願いも
神秘的に飲まれた
羽ばたく薄汚れた鳥
力強く最初を飛ぶ
艶やかでもないが
眼を奪われそうだ
何かも奪い取って
贄にした世界は残りに
何を求める
君に上げようとしたものは
何を考えていたっけ
失い忘れた誰かへの
記憶をいつまで護れる
死にもの狂いで
蹴り出す瓦礫に
幾つの思い出を
置いていけれるの
汚したようで
汚していない
双つの手で
残像を握る
崩壊していくオトが止む
新しい風が夜になびく
まだ黒い空に朝が
日付は変わった世界の
変遷を終え向かえた
黒い夢の終章から
抜け出したその後へ
僕は蹴り出し飛んだ
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